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自力で「論理的に考えられる」ようになるために

 本記事は、「論理思考」を苦手としている24卒大学生が、論理的思考力を鍛えるために東大ケーススタディ研究会 伝説の「論理思考」講座を読み、得た知識・知見を記録していくものになります。

この書籍は、論理的思考力の鍛え方を広く・深く解説しています!
難しい参考書を苦手とする私が、新卒として働き始める前に「論理思考」をマスターするべく、論理思考の基本原則について学んでいきます。

 学びの過程で、難解な情報や複雑な問題に対する恐れを克服し、自信をつけていくことが目標としています。将来、習得した論理思考力をビジネスにおいて積極的に発揮し、チームやプロジェクトに少しでも早く貢献できるよう努力します!

なぜ「論理思考」は難しいのか

 ビジネスでもプライべートでも、「論理思考」が必要とされる場面は数多くあります。自分では、「論理的に考えた」つもりでも、次のような指摘を受けたりすることはありませんか?

  • 「そもそも〇〇という視点は?」と自分では気づけなかった内容を指摘された

  • 「なぜその〇〇という視点は重要なの?」と質問されたが、うまく理由をこたえられない

 私たちが思考を構造化できないのは、その必要性を認識していないからではありません。構造化に役に立つ視点を思いつく方法が分からないからです。

「ツリー構造」による構造化のイメージ:交通渋滞を緩和する施策

 構造化できない原因は「構造化の必要性を認識できていない」点ではなく、「構造化に有用な視点を思いつく方法が分からない」点にある場合が多いです。

①構造化の必要性を認識
 ここは分かる...!

②構造化で利用する視点を洗い出す
 ここが難しい!これが出来ていないとその先に進むのも難しい!
 ※思いつくのが難しい視点の例:「移動の時間帯を分散させる」「各種移動の距離を減らす」など

③構造化に有用な視点を選定する

④構造化の結果を得る

 そのため、構造化の「必要性」や「模範解答」を学習するだけでは不十分なのです。「構造化に有用な視点を思いつく」ために必要な、「背景にある、途中の思考内容」を学習して理解する必要があります。

論理思考を使いこなすには実践あるのみ

 様々な情報や事実を結びつけ、頭の中で整理するためには、まず論理的思考の基本から理解することが必要不可欠であると痛感しました。そして、単なる知識だけでなく、実際に問題を解決して説明するという実践を通じて、初めて身につくものだと感じました。

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