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「論理的な問題解決」が満たすべき要件とは?

▼前回の記事

論理思考は、どのような場面で必要になるのでしょうか?
さまざまな問題が考えられますが、何かしらの「問題解決」をするときには論理思考が必要になることが多いです。

特に、自分が考えた内容を他人に説明する→納得してもらう必要がある場合において、論理思考の必要性が高くなります。


「相手がハンバーガーを食べたくなるよう説得」するには?


検討例:そもそも、なぜ出題者はハンバーガーを食べないのか?
問いへの回答として、「早い・安い・うまい」「それほど健康に悪くない」といったハンバーガーの「一般的な強み・弱み」を短絡的に述べるのは、ダメな回答の典型例といえます。

ハンバーガーを食べない理由には、さまざまなパターンが想定される

例:昔、あるバーガーの店舗で、素行の悪い人にからまれたことがあるケース

  • 「早い・安い・うまい」のような一般的なハンバーガーの強みを提示しても説得力は低い

  • 「最寄りの〇〇バーガーの店舗は、△△の客層が多く、素行が良いので安心ですよ」と出題者が食べない理由に即した提案をする方が有効

例:食べない理由が「価格」であるケース

  • 「一般的なハンバーガーの強み」ではそれほど説得力がない

  • 食べない理由を深掘りする必要がある

「普通のコンビニ弁当の価格の500円が限界」なのであれば、「〇〇ハンバーガーセットなら480円で済みますよ」などの具体的な提案をすることで説得力が増します。

問題解決では、「課題」の特定が重要

「問題解決」の中では、要改善・要対応な箇所である「課題を特定」した上で、その課題を解決することが重要になります。抽象的な一般論では、課題解決としての質が低い点に注意が必要ということです。

次回は、「課題特定⇒課題解決」の流れにおける注意点について学習します!ミスが発生しやすいパターンについて理解し、より良い問題解決が出来るよう頑張ります。


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