ハゲの減少現象
この前、ふと思ったの。
「最近ハゲ少なくね?」って。
20年前に比べてハゲとのエンカウント率が下がっている気がする。
調べてみると、割合は変わってはいないらしい。
では、なぜ減ってと感じたのか?
俺はこんな結論にたどり着いた。
「ハゲへの興味が薄れている。」
先に言っておく。
ハゲが嫌いでもないし差別するつもりはない。
チャームポイントとして上手く使ってる人もいるし、
隠そうとして完全に間違った方向の人もいる。
ハゲはハゲだ。それだけだ。
小中学生の頃は「ハゲ」はオモチャの一種で大好物だった。
ハゲた先生は君の周りにもいたはずだ。
つまり「ハゲ」に興味があったのだ。
大人になり、社会に揉まれ生きていく中で
他人の「ハゲ」を「ハゲ」と賞賛する事も無くなり、
いつしか「ハゲ」が「ハゲ」に見えなくなっていた。
もちろん髪が生えたわけではない。
俺のアンテナに「ハゲ」がかからなくなった。
少し寂しくもあり、大人になった感。
君は「ハゲ」が見えているだろうか?
見えているなら少年の心がの持っているか、
君もハゲているかのどちらかだろう。
アンテナを張れば見えてくる。
「カラーバス効果」と言うのがある。
気になっているものが目に入りやすくなる現象だ。
今欲しいものなど、気にしていなかったものが目につくようになる。
「引き寄せの法則」と言うのもある。
いや、待ってくれ。
俺はハゲを集めたいんじゃない。
大人になりましたねって話だ。
この先、育毛技術も進み、
ハゲが夢見る、ハゲのいない世界になるかもしれない。
しかしどうだろう。
人体をいじるよりも、デジタルに任せてもいいんじゃないだろうか?
3Dプロジェクションマッピング的な何かで
ハゲをアートに見せる技術が生まれる。
そうなるとむしろ、キャンバスは綺麗な方がいい。
求められる不毛地帯。
美容院代以下で携帯のようにその新技術を月額契約する。
ハゲのインフラ化。ハゲだけに許させるハゲ認証。
来たる!ハゲの新世界だ!!!
妄想factoryは加速する。
孫さんが言ってたじゃん。
「髪の毛が後退してるんじゃない。私が前進してるんだ!」って。
その話は好きなんだけど、
冷静に考えると「いや、髪の毛も連れて行ってやれよ」って思う。
俺はそうするね。
ハゲたくないし。
髪の毛の量が多くて困る男 とみやん
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