日記(2021/09/17) #まじ日

「坊ちゃん / 夏目漱石」読了。

いまさら?!

中学生か高校生くらいの頃に途中まで読んだのだが、当時はあまり面白く思えなくてやめてしまった。今読んだら普通におもしろかった。
「親譲りの無鉄砲で子供の時から損ばかりしている」で始まったので(当たり前だが)、本当に「親譲りの無鉄砲で子供の時から損ばかりしている」で始まるんだ!とちょっと感激した(当たり前だが)。
坊ちゃん、周りにキレまくっててウケた。キレ方が鋭利でウケた。ムカつき方が豊かなのもウケた。
背景レイヤーっぽい人物だなと思った。主観で生きている。優先順位が自分でつけられている。羨ましい。坊ちゃんは精神的に向上心がないからって自殺はしないだろう(世界線の混同〜)。坊ちゃんが人の難しさに嫌になるところなんかは、共感するけど、私はあだ名をつけられる方だろうなぁと思った。
あと、田舎ディスりまくってたのもウケたな。こんな狭い田舎で暮らしてるからあかんのや、みたいなことをめっちゃ言ってて面白かった。そうなのよ。

青空文庫で読めた。他にも文学作品を読んでいこうかしら。昔からあるものはたいてい面白いのだという気づき。いまさら。

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