日記(2021/04/26) #まじ日

オスカーの中継を見た。映画はほとんど見ないので、当たり前にノミネート作品はひとつも知らなかった。それでも、敬愛する中島健人さんが去年よりゲストやインタビュアーとして関わってるのでなんとなくチェックするようになった。よくわからないなりに、なかなか面白いイベントだ。
今年はコロナ禍の影響でお祭りムードは抑えめのように感じたが、それでも華やかなドレスでレッドカーペットを歩く様は心が躍ったし、受賞者スピーチもおもしろかった。
今年のオスカーを語るときのテーマの一つに、多様性があげられていた。アジア人や黒人、女性のノミネートが例年より多かったらしい。映画は現実を映すもの、多様になるのは当然であると、スタジオゲストの行定監督は言っていた。たしかにスピーチではBLMに触れているものも多く、映画の中、作る人、現実は地続きなのだった。
主演男優賞が大波乱であったらしい。受賞確実だと思われる俳優のために発表順を変えてまで盛り上げたのに、蓋を開けたら別の人だった。さらに、受賞者は会場にいなかったためスピーチもなく、あっさりと名前を読み上げて会が終わったのが拍子抜けで笑ってしまった。客ではなく会員の無記名投票で決まること、受賞結果は演出チームも知らないことなどから、このような結果になったらしい。これは、「アカデミー賞らしい」のだろうか。バタバタと映像が切り替わり映し出された日本のスタジオはみんな動揺していた。
こういう投票は事前予想から楽しむのが肝。WOWOWで放送されていた予想番組やめざましテレビのコーナーも一通りチェックした(中島健人さんが出ていたからではあるが)。1週間前のアトロクでも取り上げられていたらしい。明日聞く。結果がわかったあとの事前番組なんて意味なさそうだけど、「オスカー考察」を摂取するのにちょうど良い。このでもレイヤー的な考えをしてしまっている。さすがにどうかなと思うので、タイミングがあれば、ノマドランドとミナリは見てみたいなぁと思うけど……どうだろうか?パラサイトもついこないだ見たばかりなのに。
以上、オスカーに思い入れも何もない人がオスカーを見た話。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?