日記(2023/10/26) キリエのうた #まじ日

映画「キリエのうた」を見た。
アイナジエンドが歌う、歌以外の声が出ない、松村北斗が出演しているという前情報だけで見に行ったら、がっつり震災を取り扱っててびっくりした。震災を想起する演出があるとか、震災後から震災を見つめるとか、そういう映画は見たことがあったけど、地震の最中を見たのはそういえば初めてだった。揺れの怖さと、これから起こることがわかってないからこその家族を探しに行くちょっと気の抜けた感じ、映像で見ると一気に生々しさが増す。
震災を扱っているが震災の映画ではなく、神に赦されるための映画であった。
女の友情ものであったし、こちらも神に赦される人の話でもあった。
広瀬すずがとてもかわいかった。オレンジのリップがコケティッシュさを際立たせていた。
スナックに歌のうまいおじさんがいると思ったらカールスモーキー石井でウケた。

オススメ!見て!というにはヘビーだが、邦画の良さってこういうところだよなーと感じる映画だった。

無駄なところは何もない前提で言うけど、3時間は、やっぱりちょっと長い。レイトショーで見たら、帰宅が日を跨いでしまった。疲れた。

今年はよく映画を観ている。
以前は全くだったのに。
そういえばドラマも1クールに1本が限界だったのに、いまは5本以上見ていたりする。映像コンテンツに慣れたのかも。単純に家にいる時間が長いだけかもしれない。
今年見た映画で1番面白かったのなんだろ、結局ジブリかも。

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