日記(2022/11/23) #まじ日

「THE MODEL/福田 康隆」読了。

SaaS界隈では寝ても冷めてもTHE MODELですが、どんなもんかいなと思って読んでみました。
ざっくりと言うと(そんな単純ではないというメッセージを含みながら)、営業プロセスを分業にすることで、各々のやることに集中できたり、ボトルネックがわかるよ、っていう話でした。
THE MODELでいうところの、インサイドセールス〜営業までをやってたとき記憶が蘇り、苦しくなりました。日々数字を追うのも、そのためにどうすればいいか考えるのも、媚びも含めた相手を気持ち良くする(そして買ってもらう)コミュニケーションも、なんかずっとキツかったな…と思います。1番つらかったのは、毎日知らない人に会うことだったので、本当に営業は向いていなかったなと思いますが、私を知ってる人ならば全員そういうだろうと思います。それくらい、自分のことが何もわかっていなかったとも言えます。
が、正直、1番学びが多かったのは、営業をやっていた1年だったし、戦略性や目的志向、成果に向き合うこと、とにかく、仕事をしている実感が1番あったのは、営業だったなぁと今は思い返すことができます。なんてったって、売り上げを上げている。こんなに強いことはないです。

THE MODELの考え方は、あの苦しかった営業も
やりようによってはもう少し違うものになったのかなぁと思えました。し、それ以上に、営業ってめちゃくちゃ人間だな〜って感じでした。実際、マネジメントや報酬設計など、人間らしい話も書かれています。

で、やっぱり私は、人間をどうにかすることはできないので、仕組みをなんとかするのがいいな〜と思いました。根本的に人間をそんなに信じてないとも言えます。というか、人がどうにかできるもんでもないなぁと思います。人によって動かされるものがあるのも知ってますが。

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