日記(2023/04/26) #まじ日

肝入りのプロジェクトが2021年の8月に終わり、2021年の10月は暇していた。後輩の資料チェックをしながら、細々とした提案を部長に持っていくも、経営陣の興味がないんだよね……と言われて、ほぉん……と思っていたのがこの頃。とにかく暇だった。暇しながら、引き続き県内のベンチャーやスタートアップの動向を探っていた。

ある時、とある大学発ベンチャーの求人募集が目に止まった。ちょうど募集している業務内容が私の経験とあっていたのと、当時の給料くらいは支払うと書いてあったのに惹かれた。写真もベンチャーとは思えないくらいおじさんおばさんばかりで、何もキラキラしていないのがいいと思った。オソロのTシャツを着なそうだった。大学っていうのもなんかいいじゃん、とか思った。
そんな感じで、あまり深く考えず、というか酔っ払った勢いで、応募した。職務経歴書をアップデートしておいたので勢いを殺さずに済んで良かった。

書類、一次面接はとりあえず通った。面接では、よく中途採用で聞かれるような、退職理由、転職理由、志望理由、あとやってきたことなどを聞かれた気がする。リモートで面接をしてもらえたので、いい時代になったなぁと思った。前回の転職活動期は、有給もなかったので、何かと無理やり理由をつけて抜け出したり、外回りを誤魔化したりしていたのを覚えている。

最終面接は会社まで行った。会社は某大学の中にあって、久しぶりに大学に足を踏み入れたのは楽しかった。が、私は忘れていた。大学っていうのは、敷地面積がめちゃくちゃでかいことを。
家から某大学の最寄り駅までは20分くらいだが、最寄り駅から会社のある建物までも20分くらいかかった。計40分。じんわりと萎えてしまった。
その頃の私は好きなタイミングで会社に行き、好きなタイミングで家で働いていた。出勤時間もコアタイムさえ守ればわりと自由だったし、有給も好きにとっていた(まぁ仕事がないからなのだが)。プライベートの確保という点では、かなり恵まれていたのだ。
それが、フレックスじゃなくなり、通勤時間は長くなり、主要駅からも遠くなる。嫌だな……とシンプルに思った。

最終面接は1時間くらいだったと思う。ホームページの印象とさほど変わらない雰囲気で、4人の役員と話した。スーツを着たのも久しぶりだったな。

結局、1週間くらい経っても結果がこなくて、こちらから辞退の連絡をいれた。返事はなかった。どちらにせよ落ちていたのかもしれない。今になってはよくわからない。

仕事内容も、雰囲気も、給与も、悪くなかったけど、立地と勤務時間がネックで蹴った。ちょうどこの頃、同僚と転職について話す機会があったんだけど、2人して「今の環境を手放したくない気持ちが勝ってしまう」と盛り上がった。それくらい緩くて”働きやすい”会社だった。

この同僚も最近転職したのはまた別の話。どんなに環境が良くても、それだけではダメだということ。

面接を受けたけど転職はしなかった。けれども、ここから徐々に転職活動は加速していくことになる。


物語調(?)で語ってるのキモい?

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気分はもうゴールデンウィーク!
おたよりお待ちしてます!今週の土曜日まで!

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