日記(2021/04/30) #まじ日

まつげパーマに行く。いままでのところが値上げしたので前から気になっていた別の店に行ってみる。入店早々「剛力彩芽に似てますね」って言われたんだけど、目しか見えてない状態での剛力彩芽似は悪口では?と思う。

「え、旦那さんが料理してくれるんですか?褒めておだてて転がして続けてもらわなきゃですね〜」「お小遣いの範囲なら料理道具買ってもいいですよね〜」「変な趣味にお金使われるよりマシですよね〜」「義理の実家行く嫌じゃないですか〜?」というテンプレ会話がずっとしんどい。おだてて料理を云々以上に料理をしない私はなにも口を出す権利はないと思っているし料理道具も家計から出せばいいと思うし(わたしにも還元されるし)、変な趣味にお金を使っているのは私だし、義実家では寝てネコと遊んでるだけで居た堪れなさはあるが甘やかされている自覚もある。ツイッター広告マンガのようでは全くないのに、そういうものとして会話が進むのに戸惑い、「まぁ〜〜そうかもしれないですね〜〜」ってモゴモゴしているうちにまつげは無事カールする。そもそも、「旦那さんが料理されるんですか?すご〜い!」って、それ、私が料理してるって言っても、同じこと言うのだろうか。言わないだろうな。料理をする夫はすごいが、妻がするのは当たり前ではなく、十分すごいし偉い。
この人が悪いわけではない。おそらくまだその類のリアクションで盛り上がる世界がメジャーだし、そうでもないものを想像して会話をするのは高度である。加えて、内面化しているものを言語化して捉え直すのはさらに高度。だし、私も、そうですよね〜って適当に流したので、この人は一生わたしの気持ちには気づかないのである。言っていないから。

なんか疲れたからもう行かないかもな〜と思っている。「したまつげ短いですね」と明るく言われたのも多少根に持ってる。知ってるよ。オブラート仕入れてくれ。

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