日記(2023/02/27) #まじ日

本日も市民プールへ。2回目。

昼過ぎに行ったら前回と打って変わって10人程度しか人がおらず、かなりゆったりしていました。たまたま決められた休憩時間にぶつかって、プールサイドで10人で体操したのがおもしろかったです。間抜け。
プール自体にも少し慣れ、前回より泳ぎができました。どれくらいのスピードで泳ぐとどれくらい疲れるかがわかってきた感じ。ゆったりまったりと25mプールを何往復かしました。

ところで、プールの中は、当たり前ですが、静かです。音楽やラジオを聴くことはできないし、基本的には誰も話していません。息を吐くコポコポという音だけが鮮明で、それ以外は膜を隔てた向こうの音でしかないのは、1人であることをよりはっきりとさせます。自分と向き合うしかなくなった瞬間、頭の中で響く声がどんどん止まらなくなって、結果的に、とてもうるさい。
泳いでいる最中は、静かなんだけど、めちゃくちゃうるさいなと思いました。ひたすらに饒舌さがありました。
視覚的にも、赤と黄色のテープと水色の床しか見えなくて、刺激がない。
刺激がないと思考もすすまないので、ただただ声が響いていました。

そういえば、プールってこんなんだったなと思い出しました。
私は昔から夢見がちで1人の世界に篭りがちな子どもだったのですが、プールに入ると、それがよけいに促進される感覚がありました。ここではないどこかへ意識を飛ばしながら、極端に視野を狭くすると、自分だけが存在する世界があって、心地よくて、だから泳ぐのは好きだったような気もします。その間、頭の中では物語かエッセイがずーっと鳴っていました。それに浸ることが泳ぐことでもありました。

今はいい大人ですが、感覚はあの頃とは変わっておらず、しみじみと、1人だなぁと感じました。

今週もう一回くらい行けたらいいなと思っています。次は夜に行ってみたい。

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