#56/1000 著書『夢をかなえるゾウ1』の課題㉓【人気店に入り、人気の理由を観察する】を実践してみた
著書『夢をかなえるゾウ1』で像の姿をした神様から与えられる約30日間の課題を実践中です。今回で実践23日目でした。
課題は【人気店に入り、人気の理由を観察する】でした。
今日は行きつけのお店ではなく、田舎にも関わらず県外からでもお客さんが来るほど人気のあるお店へ行ってきました。混雑を避けるため昼の2時ごろに行きましたがそれでもお店は賑わっていました。
正直初めは、県外からでもお客さんがくるような人気のあるお店は敷居が高いような気がして味も値段も決して親しみやすいものではありません。たしかにおいしくはありますが食べ慣れた料理に勝ることはありません。
なのでぎりぎりまで今まで通り行きつけのお店へ行くのか、より流行っている人気のあるお店にあるのか迷いました。食欲を満たすことのできる幸福な時間は1日に3度しかありません。その1回をわざわざ本当に食べたいものでないもののために使っていいものか?と自問自答を繰り返し、最終的には「課題だから」という理由で人気のあるお店を選択しました。お店に向かう途中、自転車で行きつけのお店を通り過ぎる瞬間は「どうしてこうなった」と自分の運命を嘆きました。
全身にブルーな気持ちを纏いながらお店のドアを開けるとそこには田舎とは思えない活気に溢れた従業員の方々と田舎町にはふさわしくない革ジャン、サングラスのイカしたおっさんと若いねえちゃん、新婚オーラを出している若い男女、定年を終えて隠せない暮らしの余裕をのぞかせる老夫婦など、人生を謳歌していると言わんばかりの面子が同じ空間に混じり合っていました。
それまで行こうかどうしようかと迷っていた自分があまりにも情けなく感じ、一瞬で過去の自分を蹴ってやりたいような気持ちになりました。
そのときに食べた料理はこれまで食べたときとは違ってなぜだか異常においしく感じたと同時に、同じ時間に同じことをするような、まるで1日をコピーし、次の日に張り付けるようなコピペの毎日を送っていた自分にとっては何は大きな得体の知れない気づきのようなものを感じました。
もしかしたら、そのお店の活気がそうさせたのかもしれません。
私はその流れで無性に何かがしたくなり、その気持ちを汲み取るかのように地元の神社へ行って1年以上も遅くなった「ただいま」を告げようと参拝してきました。
神社の階段を降りるとそれまで降っていた雨がやみ、町には日の光が差しこんでいました。目の前の道も明るく照らされ、これまでよりもより確かな一歩を歩めるようになっていました。
帰りに水滴のついたサドルを手で拭った後、お尻が若干濡れるのも気にせずにその神社を後にしました。
今日の学び: 活気は自分に纏える
明日の課題: プレゼントをして、驚かせる