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「挑戦」 前に踏み出す

◆使命/存在意義 - ミッション -

「人が育ち、クラブが育ち、街が育つ」

我々クラブのミッションである。
育つ=成長
成長のためには

「コンフォートゾーン(快適)から抜け出そう」
というお話。

昔で言う「可愛い子には旅をさせろ」
(我が子を持ってなかなか現代では難しくなりつつあるなと感じているが、核心だなと)

ちなみに下記は水戸ホーリーホックの行動指針
◆行動規範/価値観 - バリュー -

協働 チームワークを発揮
本質 なぜを問い続ける
挑戦 前に踏み出す
本物 高いレベルで要求し合う
粋  感性を磨く
仁  相手を思いやる
善  自分に正直であれ

快適なゾーンから抜け出すためには
新たなチャレンジが必須。
「環境」というクラブ視点で言うと、
個人が新しい事をするということは、最初は居心地が悪いこと。そこへのチャレンジをするということを後押ししやすい組織風土にしておくことが大事だと思っている。
個人の視点だと、目的を明確にしこれまでのやり方を革新していくことが、前提となる。
違うやり方、相手の視点、目的に向かって踏み出すこと、「そもそも」と目的を見直し
自分の今していることを「内省」すること。
「内省」は自分の中で最近の流行語です。

特に水戸ホーリーホックの選手にはこれまでにない取り組みをたくさん用意して、行なってもらっている。
成長の過程を味わい、効果を実感できた数名の選手達は自走し始める。
しかしながら、最初は多くの選手は、そうはいかない。だからサポートが必要だ。

最初は優しく見守る。
単純に忘れているだけだから、それを促す。
催促する。
意味を伝える。
効果をわかりやすく説明する。
ちょっと強く促してみる。
成果とリンクさせやすいタイミングをはかる
(デイリーで関われる強化担当の強み)

それを契約期間内徹底的にやり続ける。

ひとつ気をつけないといけないのは、
人間関係による、居心地の悪さは極力ないようにしておくこと。
居心地の悪いアクション(はじめてのチャレンジ)が起きやすい風土はそうやって作っていくのではと、仮説を立てそこに日々取り組んでいる。
結果それがイノベーションが起こりやすい組織になり、個人としても、クラブとしても生存競争を勝ち抜くことに繋がっていくのでは。
経営視点ではそこからの逆算で良いが、現場レベルではそこまで深く考えず、気持ちの良い職場を作るに限る。
毎年新人を含め、新加入選手が多い水戸ホーリーホックとしてはここは大事。
加入当初は居場所がなく、居心地が悪いもの。
早く居場所を作り、ひとりひとりを認めることで自分の外側の課題に向かっていける。
そのために「対話」が重要となる。
選手視点で言うと
移籍を何度か経験している選手は、コンフォートゾーンから飛び出すことを強制的に経験している。変数がさらに多くなるのは海外移籍、引退後のキャリアチェンジ、転職もそこにあたる。
自分もJリーグを飛び出し、アメリカに行ったことや、フットサルに挑戦したこと、引退後、指導者の分野に挑戦して迎えた2年目、VONDS市原から当初は選手兼監督のオファーだったが、GM兼監督を自分から進言したことが、
最大のコンフォートゾーンから飛び出した経験だった。

もうすぐ4月。新年度。
春の陽気でだいぶ気持ちの良い日々。
自分も新シーズンが始まってここまで
駆け抜けてきたが、一度立ち止まり
また新たな取り組みをしていこうと思い
久々にnoteを更新してみました。


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