今さら聞いてもいいIT用語 #11: 「URL」

ブラウザのアドレス欄にURLを打ち込んでEnter、もしくはURLを情報として持つリンクをクリックすると、目的のWebページが開く。

URLなんて知っているよ!

と、みなさん思われるかも知れませんが、URLは何の略はご存知ですか?

「Uniform Resource Locator(ユニフォーム・リソース・ロケータ)」

つまり、Webページなどの情報リソースの場所を特定するための文字列や記号の並び、のことをいいます。

日本語訳では「統一資源位置指定子」。…この訳はさすがに使いませんね。

たとえば「https://tonari-it.com」でいうと「https://」 の部分はスキーム名、「tonari-it.com」の部分はドメイン名といいます。

スキーム名は通信方式(通信プロトコルといいます)を表すものでよく見かける「http」「https」は、Webページを扱うときの通信方式です。

ドメイン名は人がわかるようにネーミングした住所にあたります。本来、コンピュータは「183.90.238.2」などの4つの数字をつなげたもの(これをIPアドレスといいます)で住所を把握できます。

が、人間にはわかりづらすぎるので、別途名前をつけるのです。それがドメイン名です。

ドメイン名の右側「.com」「.net」「.jp」をトップレベルドメインといいます。制限なしに使えるものと、国や地域に割り当てられているものがあります。

例では「tonari-it」はセカンドレベルドメインで、ドメインによっては「.co」「.or」「.go」なども使われ、組織の種類を表すこともありますね。

このように、URLの中にはいろいろな情報が詰まっているんですね。ちょっとわかると、また見え方が違ってくるかも?


この話を耳から聴きたい方はこちら!


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