意志が弱くても大丈夫!学ぶ時間を確保する2つのポイント

日本人の半数は何一つ学びの活動をしていない…という残念な実態があります。

労働時間が長くそもそも忙しいということに加えて、書籍『なぜ働いていると本を読めなくなるのか』では、自分とその成功に直結しない「ノイズ」を避けてしまうという心の許容量の問題もあるのではと解説されていました。

しかし、学びは仕事の成果を上げ、キャリアを導くことにつながりますし、好奇心を満たし、世界を広げてくれるという、それ自体がワクワクする楽しいものです。

さて、とはいえ問題となるのは学びの時間の確保。そのためのポイントを2つお伝えします。

1. ロックする

少なくないみなさんが「空いた時間」に学ぼうとしますが、ほとんどのケースでそれは失敗します。

なぜなら、空いた時間というのは思ったより少ないからです。食事、風呂、移動、家族の対応、毎日生活に必要な時間があります。

一般的なビジネスパーソンの平日であれば、余った時間は1,2時間程度しかないはずです。

しかも、その数少ない時間は、残業やスマホなどであっというまに消失します。

学びの時間を新たにとりたいのであれば、優先順位を下げずに、明確に時間を確保する、つまり時間のロックがおすすめです。

仕事での会議、アポイントだけでなく、個人的なタスク、生活に必要なタスク、そして学びの時間。これらをすべてカレンダーに入力します。

学びの時間の確保は朝の時間帯がおすすめ。夜は残業、急なお誘い、疲れなど、予定が崩れる可能性が高いからです。対して朝は横槍が入りづらいですし、エネルギーもみなぎってます。朝の時間にカフェや早期出社で時間と場所を確保するのがおすすめです。

2. 約束する

誰かとの約束はその予定を死守しやすいですよね?約束というのは、かなり効力があります。

他者の力を借りて、学びの実行力を高めることができます。

約束をいかにするか、2パターン紹介します。

まず、文字通り、アポイントをとってしまうというもの。約束をして勉強会をするのです。

たとえばコミュニティ「ノンプロ研」では「もくもく会」という勉強会が定期的に行われています。時間に集まって、それぞれ取り組むことを持ち寄って宣言し、それを「もくもく」こなして、最後に成果を発表するというものです。

それならひとりでやってもいいと思うかも知れませんが、そこには他者との約束と応援が発生します。学びが実行に移される確率がぐんと上がります。

もうひとつが定期的な発信です。

僕でいうとVoicyがそれに当たります。8:30に毎日配信するとリスナーさんとの約束なので、絶対に落とすわけにはいかなくなります。

そしてそのために、書籍や記事を読み、まとめたり振り返ったりという準備が必要になります。

このインプット&アウトプットのサイクルは学びとして良質なものになります。

毎朝Xでポストするとか、そういうライトなところからでOKなので、習慣的な発信に取り組んでみてください。

ということで、ロックする&約束する。意志に頼らずとも学びの時間を確保して習慣にできますので、ぜひやってみてくださいね。

耳から聴きたい方はこちら!

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