見出し画像

テアトロンまで何マイル? コンサート会場まで走ってみた

物心ついた頃から小田和正さんが好きで2002年KiraKiraツアー以外(その時チケット買ってたけど当日仕事トラブルで断念)はツアーは行ってるのですが、今回初めて、遠征をしてみました。遠征先は香川、聖地ともされているテアトロンで野外で聴こう、という大作戦です。
なお、好きな曲は、風の坂道、東京の空、ひとりで生きていければ、生まれくる子供たちのために、NEXTのテーマです。

テアトロンって何?何故に聖地?

テアトロンは香川県にある野外コンサートホール、道も細かったりするので電車からバスに乗り継いで行かなければいけないという難易度の高いところです。とはいえ、瀬戸内海の素敵な景色があり、多くのアーティストが魅了される(もちろん観に行った人も)聖地です。
このブログは小田さんだけではなくテアトロンにいく人に役に立たない(でも、やってみると思い出を作れる)情報を提供します。

走ろう、と決めたこと

こちら、会場までは普通はバスか車(近所の駐車場まで、そこからさらにバス)であり、そのバスのチケットはコンサートチケット同様、販売されます。あとは県外バスツアー。
高松駅前、さぬき市役所、あと駐車場。遠征組だと高松駅前で買うのが一番良いのですが、ええ、サクッと売り切れていたんですね。さぬき市役所のは当日券がある、ということだったので、最初はまあ、それでいいか、と考えていました。
ただ、遠征って絶対に美味いもの食っちゃうんですよね、さらにはうどん県、これは台無しにも程があるなあ、という。ガチランナーには程遠い制限時間(足切り)と戦うユルランナーとしては、何か面白さを見つけないとちゃんと走ることはないのです。

うどん、うどん

あと、Twitterで、 というのも見つけて、99分で歩けるくらいならちょうど良い運動になるんじゃね?思い出にもなるんじゃね?という風に思い立ってみたわけです。言葉の前に走り出して、いつも遠くを見ていたわけです。

走ってどうだった?

結論としては、最高です。自分の好きな音楽を聴きながらコンサートまでの雰囲気を味わいつつ、小田さんはよく会場を走り回るよな、とか、今日のセトリなんだろ?とか考えつつ素晴らしい景色を一人で堪能できます。なお、暑さのためか走ってる人を見かけることはなく、さらには歩いてる現地の人を見かけたのは一人だけ(玄関先にいた方)だけでした。バイクと自転車の人は見かけはしましたが。あの坂道を登る君はどこにもいないので僕らが一つになることはありませんでした。

坂道、風、海、小田和正の歌詞の世界

スタートは志度駅からだったのですが、琴電のローカルな雰囲気も素敵、さらにはこちらは平賀源内さんの故郷、ということで資料館やお墓も道すがらありました。生家は逆方向だったので残念ながら立ち寄れず。
なお、道はもちろん上り坂基調です。まあ、坂道は歩いていいんじゃね教の信者なので、そこはゆるゆる。
一箇所、国道から離れてしまって寄り道をしてしまったのですが、多分そのまま真っ直ぐ国道行けば60分程度(キロ8分くらいのゆるジョグ)、寄り道がいくつか丘を越えた感じだったので、90分くらいでゴール(約10キロ)でした。
水分とか食事とか、というのが気になる方も多いかと思いますが、さぬきうどんは++で、スタートして2キロ走ったあたりのところで食べて、塩分補給できます。
自販機はそこそこありますし、ゴール直前のさぬきワイナリーのところにも。ただ、Suica対応自販機、Cokeon Pay対応自販機はこちらでは少ないので現金があった方が助かりはします。なお、本当はほとんどの距離は歩いちゃってて、会場直前に警備の人に“走ってきたのー?”って聴かれて“いやー、坂道ですぐに心折れてましたー”って言ってしまったのは内緒です。

で?コンサートは?

こんど、君と

もちろん最高でした。聖地と呼ばれるだけある素晴らしい景色、海からの風も心地よく、芝生席はちょっと斜面が急だけど会場から終焉まで、心に残る素晴らしい時間を過ごすことができました。小田さんはじめスタッフのみなさんの準備や努力に深く感謝です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?