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「今まで関わってくださった方への感謝の気持ち」                          4年 八重樫 美桜

 今回noteを担当させて頂きます、4年の八重樫です。

 まず、今私がこの日体大ソフトテニス部にいることは、私が今までに選んできた選択が繋がった結果です。様々な選択の結果、今この場所にいること、過去の自分に感謝したいと思います。

 たった今選んだことが正解かどうかはわかりません。選び方もその時の直感かもしれないですし、悩んだ末の決断かもしれません。

 その選択をしたことによって、その先の人生や未来の姿は、そのときにならなければわかりません。選択の結果がいつ出るかもわからず、その結果によって後悔をするもしないもわかりません。あの時この決断をしてよかったと思える人生の選択を常にしていきたいです。

 私は成功者の体験談は嫌いです。その人が選んできた選択が結果的に良い方向に進んだというものであり、自分がその人と同じ選択や考えをしたとしても、成功するとは限らないので、語られてもあまりしっくりこないためです。

 一つの案や考え方として納得しても、結局は自分の中に答えはあって、それに基づいて進むのであり、先がわからないからこそ人生は面白いと思います。

 私には、生きていく上で影響や考え方を与えてくれて感謝したい人がたくさんいます。その中で、1番大きく私を成長させてくれたのは、中学の時の顧問だった鳴海先生です。私が出会った人の中で、ダントツで怖かった方です。

 私がソフトテニスを初めたのは中学に入ってからで、特に理由もなく友達が入って楽しそうだから...というノリで入りました。中学生時はやりたい事もなく、どちらかというと楽な選択肢ばかり選んでいたと思います。

 それを本気で怒ってくれたのが鳴海先生でした。

 私は思っていても言葉にする事があまり得意ではなく、怒られた時は、中途半端なその場逃れの考えでは通用しませんでした。そのため、走るか、掃除するか、練習参加すらできず叱られた記憶ばかりです。今思えば、自分自身と向き合うこと、意見する、会話する力はこの時身に付いたと思います。

 「人生は常に選択の連続であり、そこで厳しい道を選び続けるということ」、このメンタルも鳴海先生に言われ養われました。その当時は洗脳されるんじゃないか、って思うほど嫌だったですが、高校を決めたことも、日体大に入ったことも、大事な決断をする時は必ず鳴海先生の言葉を思い出すくらい、今では私の軸になっている思考です。

 鳴海先生に出会っていなければ、日体大でソフトテニスをすることは絶対になかったと思います。ここに導いてくれた事、本当に感謝しています。

 まだまだたくさんの感謝を伝えたい人がいますが、親には1番の感謝の気持ちを伝えたいです。
今考えた中でも、不自由に思うことはひとつもないです。初めに書いたように、自分が今まで好きな選択をして来れたことは、私が決めたこと全てに背中を押し、応援してくれたからです。なんでも応援してくれる、変化に気付けば何も言わずにそばにいてくれる、家に帰れば力尽きて寝るまで話すという、自慢出来るくらい仲良しな家族が大好きで私の中で1番大きく大事な存在です。とても感謝しています。

 多くの人の出会いと支えがなければ今の私はいません。関わってくれた全ての人に対し、感謝の気持ちを忘れず、恥じないような人生を送りたいです。

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