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〜自分たちの取るべき行動と学び〜防災セミナーレポート2年 松尾礼奈


今回の防災セミナーは、消防士の方々の協力のもと火災予防、震災対策について講義して頂きました。
まず、火事が起きた場合に取るべき行動は消火・避難・119番通報です。どれも慌てずに対応することが重要です。消化をするときに必要な消火器ですが、使い方を理解していない人も多いようです。
使い方は
黄色の安全ピンを抜く
ホースを火元に向ける
レバーを強く握るor上から押す、の3つです。ホースは燃えてるものに向けます。
初期消火の一連の流れとしては、まず大きい声で周囲に伝えます。そして、消火をする前に必ず避難経路の確保を行います。初期消火を中止する判断基準は、煙が天井までついていたら止めて逃げます。
私たちが住んでいる青葉区でも、年間でかなりの火災が起こっています。その消火原因はコンロです。年々増加しているようですが、女子合宿所で起きた火災もコンロが原因でした。その場を離れたわけではありませんが、「火を扱う」ということをしっかり自覚することが大事です。
そんなコンロを扱う時の注意事項が3つあります。
1.調理中はその場から離れない
2.近くに燃えやすいものを置かない 
3.衣服に火がつかないようにする
しっかり覚えて少しでも火災の危険性を減らす努力をすることが大事だと感じました。特に、合宿所ではコンロを毎日扱うので、この3つをしっかり実践していきたいです。
 
次に震災対策についてです。地震がおきた場合には、その場にあった身の安全の確保が最優先です。その場にあったとは揺れの度合いによりますが、避難するのか隠れるのかどうかは自分の判断でしなければなりません。自分の身は自分で守るしかないのです。
対策としては、家具を固定したり食器棚に防災シートをはったり、ガラスの破片の被害を防ぐためにベッドの下にスリッパを置くという対策があります。地震が起きた時、家具の転倒が原因で亡くなる人も多いようです。
避難をするとなった場合、いっとき避難場所・広域避難場所・地域防災拠点の3つに分かれています。私たちからすると、いっとき避難場所は近くの広場や公園、広域避難場所は日体大、地域防災拠点は奈良中学校です。ちなみに、青葉区には41か所の小中学校が地域防災拠点に指定されています。地震が起きたら、「自助・共助」が大事です。その場に応じた対応ができるよう、事前対策をすることが重要です。最近では、地震もよく起きているように感じます。いつ大きな地震がきても動ける準備を心掛けたいです。
 
今回は火災や地震が起きた時の対策について学びましたが、実際に起きた時どれだけ落ち着いて正しい判断ができるかどうかが必要となります。消火器の使い方は、実際使うとなった時に慌てしまい、不安だった経験があるので、改めて使い方を復習できて良かったです。
地震対策については、部屋での落ちてきそうな物を工夫して配置を考え直そうと思います。いつどこで起こるかわからない現象なので、常に危機感をもとうと強く思いました。
今回学んだことの中で、すぐにでも対策できるところは行動に移し、それをまた他人に伝えられるよう頭に入っていればいいと思います。
今回ご協力してくださった方々ありがとうございました。

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