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《自信を持つ》 4年 濵口千夏

こんにちは!
今回noteを担当する4年の濱口千夏です。
今の思いを素直に書きました。
最後まで読んでいただけると嬉しいです。


『自信を持ってプレーしな!楽しもうね。』

高校の時、ある方からこの言葉を私に問いかけてくれた。この時期は自分のプレーに全く自信を持てなくて思い悩んでいた。自信を持ってプレーするなんて無理だ、またミスしてしまう怖い、練習中ずっとこんな事を考えながらプレーしてた。この言葉をかけてくれて、少しの成功に対しても自分を褒めるようにした。長いトンネルからスッと抜けていけた感覚もあった。1つの言葉だけでこんなにも人って変われるだ!とも思った。

小学2年生の時に兄の影響で始めたサッカー。ここまでやり続けるものになるなんて思ってなかった。中学高校と何不自由なく良い環境でサッカーが出来ていた。

ここからもっと活躍してやろう!!
敢えて厳しい環境に行って自分自身を鍛えたいと思い、日本体育大学に入学。
しかし、自分が思い描いた通りにならなかった。新型コロナウイルスの影響で活動休止。今まで経験した事のない怪我での長期離脱。周りに置いていかれる劣等感・絶望感。ピッチに立ちたくても立てない。苦しかった辛かった悔しかった。こんなにも大好きなサッカーが楽しくなかった。自分ってこんなにも弱いんだと何度も思い、気が済むまで泣いた。このnoteだけでは書けないくらいたくさんの思いがある。

私は中学の頃から練習後に必ずサッカーノートを書いている。1日の終わりに心が落ち着く大切な時間だ。様々な事を書いていて毎練習前に見返してからTRに向かうのがルーティンになっている。正直、マイナスなことばっかり書いていてピッチに立つ以前の問題だった。けれど、ピッチに立ったらチームに貢献するプレーをしたい!!リハビリをしながら、みんなのプレーする姿を見てさらにその思いだけは強くなった。

『私がピッチに立つとき』

私がピッチに立っているときは色々な事を考えながらプレーしている。ポジショニング・つけ足・パススピード・スライド。考える事だらけ。考えているけれどそれがプレーに繋がらない事もたくさんある。自分の体が全然追いつかない、周りに置いてかれてる。毎日考えて悩んで新たな発見をしての繰り返し。けれど、ハードワークをして自分の長所を出しつつも味方を活かすようなプレーをしたい。練習中も試合中も考えていることはずっと一緒。ゴールを決める為には、ゴールを守る為には、何をするのが1番ベストなのか。声を出すことはもちろん、しんどい時きつい時に誰よりも走ることを意識している。当たり前じゃね?って思うが、これが思っているよりも難しい。

当たり前の事を当たり前のようにすること。
1つのことに対して全力で取り組むこと。

私は技術があるわけではない、何か飛び抜けた能力があるわけでもない。だから、ハードワーク走ることを人一倍しなくてはならない。きつく苦しく立ち止まりたい、とか思う事ももちろんある。けれど当たり前のことを当たり前のようにしている選手は強い上手い。味方からしてこの選手いたら楽なんよな〜って思われるような選手になりたい。これはピッチの上でしか示すことが出来ないので、ピッチの上で輝けるようにもっと努力していくしかない。

気づけばもう4年生になって残り1年もない。入学時に思い描いていたようには行かなかったが、たくさんの素晴らしい人達と出逢えた。もっともっとみんなと一緒にサッカーをしていたいし、楽しみたい。まだまだこれからチャンスはあるが、みんな平等にチャンスがあるわけでない。自ら掴み取って最高の景色で大学サッカーを終えれるように楽しみたい。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。これからも日体大SMG横浜・日本体育大学女子サッカー部の応援よろしくお願いします!

#私がピッチに立つとき

●プロフィール
  濱口 千夏(はまぐち ちなつ)
  ・4年
  ・経歴
    愛媛FCレディースMIKAN U15
   →愛媛FCレディースMIKAN U18
   →日本体育大学

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