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《阿吽ニ字》4年 新井美夕

みなさんこんにちは🌞こんばんは🌛
ついに4年生のnote 『おわりはじまり』の章が開幕します✏️
ってことで、4年生の1番を飾るのは名前の順番が1番早い私、新井美夕がお送りいたします。よろしくお願いします🙏もうラストのnoteだと思うと感慨深いものですね😢

1.2.3年生の個性溢れる面白いnoteや個々の想いが綴られて感動するnoteを見て、自分こんなふうに綴れるかなぁと思いながら毎日毎日みんなのnoteを読んでいました。もう少しで自分の番やなーと思いながらもどうしよう、何書こうかなとなかなかnoteに手がでず、時が流れ、順番が回ってきたのでとりあえず書き始めることにしました📔

学年の1番最初にnoteを書く人は感じていると思いますが、1番って書くの難しいのです、、
ちょっと他の人のnoteを読んで、あぁ〜こんなふうに綴ればいいんだなぁ、こんなふうにまとめるといいんだなぁ〜って参考にするお手本があればなぁっていつも密かに思っちゃったりしちゃったり🤫
こんなことを思いながら、自分なりに、バカなりに、文章力のない私ですが、素直な感情で私らしいnoteを綴ってみたつもりなので最後まで読んでくださると嬉しいです。

start▶︎▶︎▶︎

『トップレベルでサッカーしたい、なでしこリーグでプレーしたい、そして何より大学日本一になりたい!』

こんな思いを持って日体大を選択し入学しました。なでしこリーグに参加している唯一の大学、何度も大学日本一をとっている日体大。ここで挑戦したい、強くなりたい、成長したいと。
もちろん部員数が桁外れなみに多いことや競争率がすんごい高いことも理解した上で、それでもここでやりたいという強い気持ち、覚悟を持って入部しました。
よし、やってやるぞ!と、新たに気持ちを入れてスタートした部活。自分がいるカテゴリーはBチーム。Bチームか、、と思い、ただただ悔しかった。だって自分が思い描いていた自分像とは遥かに遠かったから。でもそんな簡単にぽんぽん思い通りに行くはずなんてない。
1年生でAチームにいる人がすんごくかっこよく見えたし、羨ましくも思えた。なんか同学年なのに憧れの存在でさえあった。いつか自分もそこにいってやる、まだ1年生で始まったばかりだし、焦らずこれからこれから!って頑張る原動力にもなる存在でもありました。
ちょこっと落ち込んでいたのも一瞬だった。前のnoteでも書いたことあるが、私は一度ネガティブに考えてしまうとなかなか脱出できない人間だから長引くことの方が多い。じゃーなんで一瞬で切り替えられたのかというと、考える暇もないくらい毎日の練習でついていくのに必死だったから。毎日毎日必死にボールに食らいつき、追いかけ、どうしたらいいんだろう、どうしたらうまくいくのかなって考えまくったり、ときには空回りして泣いちゃったり。

日本大女子サッカー部は強豪校から来ている人がほとんどで、AチームもBチームもカテゴリー関係なくトップレベルの大学です。本当に周りには上手い人しかいません。こんなにも良いチーム環境に恵まれた中でプレイできて幸せだし、毎日の練習がすごく刺激的で、学ぶこともありすぎるくらい多くて、日体大選んでよかったなって正解だったなって。だからこそ、自分もAチームでやってやるぞってもっともっと思うようになりました。

そして時の流れは早く、もう4年生。あれ、つい最近まで1年生だったのにって。よく卒業の時に、入学したのが昨日のことのように感じますっていうのはこういうことか、と。ちょっと昨日のことのようにっていうのは嘘かもしれないけど、、笑でも本当にそれくらいあっという間に4年生。毎日毎日必死に食らいつき、充実した日々を過ごしていたからこそ、そのように感じた。さあさあ最終学年。最後こそはやったるぞと。

4年生のスタートは、、、Bチーム。今年もだと。まーでもなんとなくそんな気がしていた。悔しいという気持ちもあったが、ここでやってやるという気持ちの方が勝っていた。と同時に、焦りもあった。なんでかというと怪我をしていてリハビリメニューをしていたから。グラウンドの端っこからみんなが楽しそうにサッカーしている姿を見て羨ましかったり、必死に喰らい付いて頑張っている姿、日に日に上達している姿を見ると置いていかれてる感じがした。みんなよりもスタートが遅れているというだけで焦りを感じていた。その時一緒にリハビリをしていた同期と、焦っていても何も変わらないんだからできることをやっていこう、ピッチに戻った時に今より強くなってかえろうねって話したのを鮮明に覚えている。

怪我から復帰し、みんなと切磋琢磨して練習する日々がとても楽しくて充実していた。今年は特に人数も多く、メンバー争いが激しい。だからこそ、練習からばちばちで毎日本当に強度の高い練習、自分4年生なのに今年も食らいつくのに必死。関東リーグが開幕し、チームが連勝を積み重ね、勢いを増していく中、自分はなかなか出場する機会をもらえず、ただただ悔しかった。泣いた。チームは勝ってるのに素直に喜べない。この感情は普通なのか、それとも自分がひねくれているのかもわからなかった。4年生という立場でこんな自分はダメだと、こんな4年生ではダメだと言い聞かせて自分と向き合い、自分のことばかりになるのでなく、自分自身がどういう形でチームに良い影響を与え続けられる存在となるのかということも考えて行動し、実行し続けた。1年生の時に思い描いていた4年生の姿とは到底辿り着いていない。180°いや、もう一周回って360°違うくらいに真反対だ。
ラストの4年生、こんなに苦しい1年になるとは思っていなかった。毎日の練習に食らいついて、必死にもがいて、自分なりに頑張ったつもりだったが、関東リーグが終わって蓋を開けてみると自分が試合に出た時間は120分。今年全部の試合を含めて。2試合分もない。チームは13勝して優勝、一部昇格を掴み取った。このチーム全体で毎日高め合いながら練習した成果として優勝、一部昇格できたことは本当に嬉しかったし、達成感があった。でもここでいうのもなんだけど、心の底から喜べたかというと正直そうではなかったのかもしれない。もちろん嬉しい気持ちもあったが、悔しい気持ちも大きかったから。

大学生活を振り返って最後の4年生、この1年がいちばん辛くてもがいたなと思う。大好きで大好きで始めたサッカーなのに、なんでこんなに辛くて苦しめられてるのだろうと思う時がたくさんあった。でもそれを乗り越えられたのは、やっぱりみんなががむしゃらに頑張っている姿があったからだと思う。自分も負けてたまるか、と。1.2.3年生の姿はもちろん、いちばん大きかったのは同期の姿、存在だった。プレーで頑張る姿勢を背中で見せてくれる人や気にかけて話かけに来てくれる人、笑顔でまた明日ねって言ってくれる人、カテゴリーが違うのに帰り道自転車を押しながら夜遅くまで真剣に向き合ってくれる人など、たくさんの同期の支えがあったからこそ頑張れたし、こんな自分が情けないなと思った。本当に感謝しかない、、ありがとう。

入学の時に思い描いていた自分像とは全くといっていいほどかけ離れたかもしれないが、日体大を選んだことに後悔はない。だってこんなにも素敵で最高の同期と出会えたから。この23人の同期と巡り会っていなかったら間違いなくどこかで腐って挫けていたと思う。こんな素晴らしい同期と出会えたことに感謝しかない。他の学年からどう見えているかわからないけど、4年生はみんな集まると動物園みたいに騒がしくてうるさいけど、一人一人になると結構真剣に真面目に話を聞いてくれて、的確なアドバイスをくれる学年だ。そんなみんながいたからこそ4年前の自分より絶対に強くなってるし、成長していると自信を持って言える。

そんなみんなと共に過ごし、サッカーできるのも長くてあと45日。たったの45日しかない。その45日間の間には、県リーグと皇后杯、そしてインカレが残っている。まだまだこれから。
今年の始まりにみんなで決めたチームの目標。

『最強で最高のチーム』〜最強のチャレンジャーとして史上最高の歴史を築く〜

県リーグも終盤で残り3試合。関東リーグで最高の成績を出せたのも県リーグ組の選手たちが毎日良い刺激、熱量を与え続けてくれたからだ。今度は関東リーグ組が県リーグ組に負けないくらいの熱量で刺激を与え、Bチーム全員で全勝優勝、2部昇格という目標を達成できるように全力でぶつかっていく。
そしてインカレ。私たちが入学してからまだ日本一になれていない。このチーム全員と1日でも長く過ごしたい。この学年の代で、この最高な1.2.3年生と共に頂点の景色を見てみたい。約100人のエネルギー、パワーが一つになったら凄まじい威力を発揮する。それを必ず証明させてやる。そしてチームみんなで大きな花を咲かせたい🌸今までで見たことのないくらいとてつもなく大きな花を🌸

それで最後に言わせたいし、言いたい。

『今シーズンの日体大は最強で最高だった』と。

end◀︎◀︎◀︎

自分の感情をそのまま書いてみました。辛いことの方が多かった4年間だったけど、後悔はしてません。最後に笑ったもん勝ち✌️ってことで、最後の最後は笑って終われるように1日1日大切に過ごして楽しみたいと思います😁

とてつもなく自分目線でまとまりがなく長い文章となってしまいましたが、最後まで読んでくださりありがとうございました。

今シーズンまだ盛り沢山の試合が残っています。このチームなら大丈夫。チーム全員で高め合いながら、突っ走っていきましょう💨

これからも日体大SMG横浜、日体大女子サッカー部の応援応援よろしくお願いします🙏

#おわりはじまり

●プロフィール
  新井 美夕(あらい みゆ)
  ・4年
  ・経歴
   FCテーラ
   →JFAアカデミー福島
   →日本体育大学

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