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《まだまだこっから》4年 原田えな

おはようございます!こんにちは!こんばんは!
今回のnoteを担当します、4年、原田えなです。

日体に入ると決めて早4年。
もうすぐ最後の闘いが始まろうとしています。
今、私はみんなと戦うことができる喜びでいっぱいです。

この残りの時間は、チームにとって自分にとって何ができるか、いや必ず何かを成し遂げてから終わりたいと思っています。

今回のnoteは、日体大のあるべき姿、プレー中に考えてることについて書きたいと思います。




【圧倒的熱量】


コロナ渦での入学をし、部活が正式にスタートしたのは6月下旬、7月上旬でした。

AとBは完全に分かれ、接触は禁止。

話すときは1m距離を置く。

近づいたら注意をされる。

今は考えられないけどそんな時期がありました。
こうやって当たり前の生活ができるのも多くの方々が頑張ってくださったおかげです。





練習が再開し、毎日みんなでサッカーができる喜びを感じていました。


Aチームは社会人3人(ちあきさん、すぐりさん、あんなさん)で、学生はみつばさんキャプテン(はじめうわ怖そうな先輩って思ってました)を筆頭に錚々たるメンバーが揃っていました。


サッカーができて嬉しい反面、先輩に怯えながら練習に行っていたのを覚えています。


練習の強度は高く、スタメンで活躍するなんて軽い考えは一瞬で吹き飛ばされました。


目の前の相手に対して熱く、体を張り、うまくいかなければちあきさんを筆頭に声が飛び交う。


3箇所パスコンはいつもちあきさんたちが手前で、圧に負けほとんどの一年生は奥に走っていったのを覚えています。

ボール回しですら、緊張感がありました。


「うまくなりたい奴がここでやればいい」


そんなことを言って、手を抜かず誰よりもちあきさんは熱かった。


ただ、リーグの結果は思うようなものではなかったです。


それでもどんなときも声を出して引っ張っぱり、チームが浮ついてたら喝を入れて。

経験値があるちあきさんだからできたことかもしれない。だけどそんな姿を見て、一緒にプレーしたい、頑張ろうと思ってました。


(結局自分の怪我で叶いませんでした)


このまま2年生の物語をかいていくのか?
と思った人。違いますよ。

ちあきさんちあきさんってちあきさんについて語りすぎましたが、凄さを伝えたいわけでもないです。
(いや、すごいけどね)

これが日体として闘い抜く上での根本のあるべき姿ということです。


『熱量を体現する』
(3年時の学年目標にも掲げました)


もちろん与えられた戦術の中でプレーはします。

ただ下手くそでもいいんですよ。

巧さなんてものは気持ちがあるからこそ生まれるから。

頑張ってるからこそ、信頼してパスがくる。

直向きにプレーをするから応援したくなる。

そんな選手になろうと。

そこだけはぶらさずに残り日体生活を過ごしていこうと私は心に決めました。






【チームの穴埋め】


1年にFWだった私は2年ではシャドー、そしてボランチへと気づいたら真ん中に立っていました。


前しかできないガサツプレーヤー原田が大学で中盤!?それもボランチ!?


なんて始めは思いましたが、これも、何かのきっかけだと思い、素直に与えられたポジションをやっていました。
(いまだにポジションどこって聞かれてボランチと言っている自分に慣れません😂)


ただボランチをやっていく中で、自分には一目でわかる武器がないです。

サッカー選手をやっていれば必ず、得意なプレーはなんですかと聞かれます。
私はズバリこれです!というものがありません。

ボランチをやっている自分に自信がないから。

パスがズバ抜けてるわけでもない、ドリブルが得意なわけでもない、足が速いわけでもない。


このチームにおいて自分にはボランチとして何が求められているのか考えました。


そして思いついたのが、自信ないままやることではなく"チームの穴埋め”をするということでした。

 


組織に足りないものを補う。

前の選手の特徴を生かす。

セカンドボールを回収する。

後ろ向きの相手に対して死ぬ気で取りにく。

相手と五分五分のボールを奪い切る。

味方が空けたスペースを埋める。

チームの雰囲気を良くする。

ボランチだからといって巧く魅せる必要はない。

私らしいボランチを。





日体は個で闘える選手が多いです。

だからこそそこを生かしてあげられるように周りがやりやすいように動くことを心がけました。

つまり自分の良さをピッチで表現したいというより、組織で勝つために自分ができることをする。


そういう考えで動くようになりました。


確かにサッカーをやってるなら自分の良さを出したい欲、組織のためにプレーをしようとする意識がぶつかって葛藤する時もあります。


ましてやFWをやっていたからこそ、欲は出ます。


すぐに評価を上げてもらいたかったら目立つプレーをした方が手っ取り早い。

そんなのはわかっています。

それでも私は焦らずに味方がやりやすいようにやることを意識しました。

そうすることで自ずとチームの成功と自分の成功が一致する時が来るから。

1人でもえながいて助かった。
そう思ってくれるように。

私はやり続けます。

組織に足りないものを補える人であり、必要不可欠な存在で居続けたいと思います。



【最後に】


私が思う楽しさは"本気で熱く闘うサッカー"です。



本当に辛かったら逃げていいと思います。
ただ私はまだ逃げちゃダメなんです。


楽しさだけを取るなら日体へ来ていない。


小手先だけの上手い選手は必要とされていない。


どれがけこのチームのために走れるか、戦えるか、プレーに気持ちを乗せらるか。


はじめからピッチに立とうが立たまいが関係ない。


その想いの強さ次第で絶対にプレーは変わる。
そう信じています。


気持ちが切れそうになってもどんなに悔しくても周りを見れば頑張ってる仲間。
そんな大事な仲間の為にも。


どんなに落ちても這いあがろうとするチカラ。
しぶといチカラが。
日体にはあるはずです。


だからこそ今年は絶対に優勝は日体がしないといけない。
まだまだこっから。
全員で獲りに行こう。








とみちへ
こんなにも大きな組織をまとめてくれてありがとう。
月日が経つごとに、伝える言葉に重みを感じるよ。
急な話まとめてーとみちという大槻さんの振りにも堂々と話す姿はかなりかっこいいです。
同じ学年であることに感謝、そして尊敬します。
本人はそんなことないよーって思ってるだろうけど、やっぱりキャプテンはとみちだよ。
自信をもってください。
私たち全員とみちについていきます。
日本一へ向けて🔥💪



明日は皇后杯3回戦vs伊賀です!
今期まだ一度も勝ちきれなかった相手です。
ただ今のみんなは自信に満ち溢れていると思います。
いつも通り日体らしく。
難しい試合になっても大丈夫。
みんなには今まで得たいろんな武器がある。
全てピッチに出していこう。
みんなと戦う日々が当たり前ではないことを忘れずに。
一歩ずつ前に進もう。
絶対にやってくれる。そう信じてます。
ソンアさんと長くみんなでサッカーしよう🤝



そして明日は県リーグホーム最終戦もあります!
ひろ、かなこ、ともえ🔥
この4年間、想像しきれないほどのいろんな想いをしてきたと思う。
その想い全てラストホームにぶつけてきてね🤛
さいっこうの応援は任せてくれ📣
見守ってるよ🫶


わーれーらーが王者ラララ♪


最後までありがとうございました。


こんなにも私は日体大を愛せると思いませんでした。
こんなにも仲間が大好きになるとは思いませんでした。
私はまだまだこっからも日体の為に走り続けます。
引き続き、日体大女子サッカー部、日体大SMG横浜をたくさんたくさん愛してください❤️‍🔥
よろしくお願いいたします👐

#おわりはじまり

●プロフィール
原田えな(はらだ えな)
・4年
・経歴
日テレ・メニーナ
→十文字高校
→日本体育大学

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