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《雪に耐え梅花麗し》2年 西川佳那

みなさんこんにちは!
今回noteを担当させていただきます。
2年GKの西川佳那です。拙い文章ではありますが最後まで読んでいただけたら嬉しいです!


今回のテーマ。【私がピッチに立つ時】

私はなでしこリーグで活躍しインカレで優勝することを目的として日体大に入学した。

昨年、大学生初のチャンスがカンカレ開幕戦で結果は1-4の敗戦。
私の大学生活はそんなどん底からスタートしました。
本気で悔しくて、毎日我武者羅にもがいて食らいついて気が済むまで自主練して、どうやったら上手くなれるのか、試合に絡めるのかそんな一心で毎日を過ごしていました。

1日が一瞬で終わってしまう日々を過ごして、なでしこリーグやカンカレのベンチ入りはするけど試合は1秒も出れない。
どれだけ必死に食らいついても結果なんてついてこなかったしサッカーするのが苦しいと思っていた矢先、7月に怪我をしました。

話すととてもとても長くなってしまうので端折りますが、苦しい時期や不安ばっかりお先真っ暗。100%でプレーできないんじゃないかという想いもあったけど、一緒に筋トレしてくれたり、1日中一緒に自主練してくれたり、トレ研さんにバレないように早朝にサッカーしたり😙
自主練したシーンで得点したこと報告してくれるのも愛おしすぎるし、自分も自主練でやったこと止めれたら報告したくなる仲間がいるなんて幸せ者ですよね。いつもシュート打ってくれるみんなありがとう!
ほんとに辛かった!きつかった!グランドに行きたくなかった!けれどみんなの支えってすごい。そう痛感した約半年でした。
そしてそして今年の4月に完全復帰することが出来ました👏

そんなこともあって、大学一年生は試合に出ることはほとんどなく運営を経験したり支える側を多く経験しました。責任者の方やいつもたくさんの仕事をしてくれている立場の方に心の底から尊敬するくらい支えるってやりがいもすごいけどとっても難しいんです。いつも本当にありがとうございます🙌🙌
そんな感謝の気持ち、やりがい、大変さに気づくことが出来た気がします。


2年生になり復帰してプレーをして行く中で感じたこととして、まだまだ下手くそでもっともっと磨きをかけなきゃ世界で戦えるはずがないのであまり言えないですが、去年の自分とは思えないくらいシュートに反応できるしキャッチも1発でできるようになったし、今まで出来なかったことも出来るようになって、やっぱりサッカーが大好きだと痛感する毎日です。

不甲斐ない結果を晴らすべく、4月22日カンカレ開幕戦。そして復帰戦。無事無失点で勝つことが出来て、自信に満ち溢れたし私自身やっとスタートラインに立てた気がしました。
(わくわくが勝っていたはずだけど実は死ぬほど緊張していて次の日発熱で早退しました😇)

そして4月30日 人生初めてのなでしこリーグ。正直緊張はしていませんでした。わくわくが溢れすぎて楽しみでしかなくて試合なんてあっという間に終わって無失点勝利。GKにとって無失点ってほんとに特別だしこだわりたいものを体現できた試合でした。勝つってこんなに嬉しいんだと直近2試合で感じることが出来た素直な想いです。

なでしこリーグやカンカレに出場させていただく機会が増えてきている上で私がピッチに立つ時大事にしていること。しなければいけないと思っていることがあります。
やっと本題です(笑)
ひとつ目は、"無失点で勝つ"
これは先ほども書いたように、無失点で勝つことは私がこだわりたいところです。ですがやっぱり失点してしまう事もあるので最小失点の延長上に無失点があるとフラットに考えるようにはしています。そう思うことで試合中のメンタルの振れ幅が減って強気を保てる気がします。

そしてふたつ目は"死力を尽くして戦い抜く"
これは正直全力で支える側になって気づけた事です。
サポートをするって難しいんです。なでしこの運営で例えると会場設営をしてくれている選手たちや色々な企画や配置などを考えてくれている方々など、たくさんの方が携わってくれています。
そんなたくさんの方々の動きがあるから試合が成り立つと強く感じていて、試合に出る人は感謝の気持ちを忘れちゃいけないし、みんなのために戦うってこういう事を言うんじゃないかなと私は解釈しています。
だから私は勝ちにこだわり続けるし、相手に接触してでもゴールを守るし、どんな結果になろうとも胸を張り続けます。あなたなら応援したいって直感的に思っていただけるチームや存在になれるよう死力を尽くして戦い続けます。


これらの試合で大事にしていることを体現するためには練習が不可欠です。
私が練習で大事にしていることは「素直と謙虚」この2つは何があってもブレてはいけないと思います。

"素直にまずはやってみること"

キーパー練習でもフィールドと合流してからの練習でも、自分なりにプレーした先にもっと改善するためのヒントが転がっていたりアドバイスをしてくださるコーチや仲間がいたりします。
私は下手だからアドバイスを聞かずに弾き返すことが出来ません。というのは全てを聞き入れて全てを実践しているのではなく、アドバイスを何度か実践してみて合うものはもっと磨きをかけるし、時には取捨選択するべきだと考えています。
せっかくこんなレベルの高い環境にいる刺激いっぱいの日常でフラッと話したサッカーの話の中にも、練習中にも、ヒントやアドバイスはたくさん転がっていると思いますし、ヒントに気づけるか、そしてアドバイスをしっかり聞き入れる素直さがあるかが自身の成長度に繋がってくるのかなと信じています!

最後に、"謙虚な姿勢を忘れないこと"
試合や練習をして行く上で強気でいることといい意味で自惚れることはとても大事なことだと思います。
自分はなんでも止めれる!とか自分はやれるぞ!
とか思える強気はいいとは思いますがそこで謙虚な姿勢を忘れてしまって要求の仕方を間違えたりみんなのお手本にならない行動をとってしまうことは一流の選手と二流の差ではないかと思うのです。


まだまだ私は上手くないしこっから突き進んでいかなければならない身ではありますが、試合では「無失点で勝つこと」「死ぬ気で戦い抜くこと」練習では「素直」「謙虚」この四つを徹底してチームとしても個人としても日本一の集団になれるよう精進していきます。


長くなってしまいましたが、これが私の心の内です。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
これからも日体大の熱い応援よろしくお願いします😊

#私がピッチに立つとき

●プロフィール
 西川佳那(にしかわ かな)
・2年
・経歴
函館ジュニオールFC Ballon d'or
→常盤木学園高等学校
→日本体育大学

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