《出会いに感謝》1年長田未来

初めまして。1年の長田未来です。
今回のテーマ、「日体大×私」について、過去を振り返りながら考えてみました。最後まで読んでいただけると嬉しいです。
 
一年前の今頃は、サッカーのことは一ミリも考えずにひたすら勉強する毎日を送っていました。高校の部活で悔いの残る終わり方をしてしまいましたが、大学でサッカーを続けるかは正直迷っていました。一度サッカーから離れ、受験が終わり日体大への進学が決まった後、自分の頭の中には、「サッカーがやりたい。」という気持ちが残っていました。不完全燃焼では終われないと思い、日体大でサッカーを続ける決意を決めました。
 
３月の終わりから練習に参加させていただき、先輩も同期も誰も知らない、Bチームで一年生一人でのスタートでした。レベルの高いサッカーに圧倒され、自分のレベルの低さを実感する毎日でした。正直、このころのサッカーは楽しくなかったです。ミスすることにおそれ、自分のプレーが出来ず、消極的なプレーになり、またミスをする。怒られてばかりだったし、私のプレーに対する信頼度なんて、とても低かったと思います。サッカーに対して本気になれていない自分に腹が立ち、母に何度も弱音を吐きました。
 
しかし、そんな弱気になっていた自分をたくさんの人が救ってくれました。練習の度にアドバイスをくれる先輩方、どんな練習にも必死に食らいついていく同期の姿が、私の心に火をつけてくれました。「自分だってもっと頑張れるじゃん。」と思い、今まで以上に必死に練習に取り組むようになりました。失敗してもめげずに、何度も挑戦しました。すると、少しずつうまくいくようになりました。思い通りの場所にボールが止まる、それだけでも嬉しい気持ちになり、だんだんサッカーが楽しくなっていきました。私がこの７ヶ月で一番成長したと思うのは、ドリブルです。サッカーを始めた頃からずっと苦手だったドリブルが、今得意になりつつあります。先輩からも「未来うまくなったね！」とほめてもらえることが増えました。自分の成長を一緒に喜んでくれる人がたくさんいて、とても嬉しいです。
 
入学してからたくさんの人と出会い、いろんな刺激をもらっています。私は、入学した頃に「出会いに感謝する」ことを決め、今まで過ごしてきました。日体大で出会った人はみんないい人ばかりで、私をプラスの方向に向けてくれる人ばかりです。7ヶ月で成長できたのも、信さんやBチームの先輩方、同期のおかげです。本当に感謝しています。Bチームは、学年関係なく仲が良く、誰でも安心して挑戦できる、ファミリー感のあるチームです。こんな良い環境でサッカーができることに感謝して、これからも成長していきたいと思います。県リーグも残り少なくなってきましたが、必ず全勝して、関東リーグ入れ替え戦につなげられるように頑張ります。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
これからも日本体育大学女子サッカー部の応援よろしくお願いします。

#日体×私

●プロフィール
　長田未来（ながた　みく）
・1年
・経歴
　Topstone Rosetta
　伊那中学校サッカー部
→松商学園高等学校
→日本体育大学