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《希望の光》1年 北澤晴美

はじめまして。1年の北澤晴美です。
今回のテーマは「日体大×私」ということで、私が日体大に入った理由と、入ってから感じたこと、これからどうなりたいかを素直に綴ってみようと思います。最後まで読んでいただけると嬉しいです。

忘れもしない1月のあの日。家の中で事件が起こりました。詳細は言えませんが、その時期周りは皆受験に必死で誰にも相談できず、加えて長年打ち込んだバスケの集大成である大会もコロナで中止、友達にも会えない状態が続き、将来やりたい事が山積みでもそれに必要な力が全く無くてただただ絶望しました。怒りだけがつのっていき、自分が居なくなってしまった方が楽だなと考える程でした。今も思い出すだけで涙がこぼれてしまいます。

この日から自分の幸せは要らない、家族や苦しんでいる人々の為に強く生きようと固く誓いました。
長年続けたバスケをやめ、楽しそうなサークルにも入らずにサッカーを始めたのも、自分の逃げ道を断つ為でした。やるならとことん精神の私は、女子サッカーが1番強い大学を探して、今ここに至ります。

サッカーをやっていたのは小5の1年間だけでほぼ初心者だった私は、体験の時点でレベルの高さに圧倒され入るのを諦めかけていました。そんな時、帰り道で1人の選手と出会ったのです。

その選手は、幼い頃からずっとサッカーをやっていて将来はプロを目指していると語ってくれました。その眼差しは真剣で、将来の為に必死で何かを頑張っている人と自分も一緒に頑張りたいと思わせてくれました。背中を押してくれました。全部1人で頑張ろうと思っていた私をちょっとずつ変えてくれました。この出会いに本当に感謝します。

そうして飛び込んだ日本体育大学女子サッカー部。正直、初めは色んな人が怖かったです※何もされてません。が、次第に打ち解け、話しかけてもらえるようになって、気付けばサッカー部が私の心地良い場所になっていました。

しかし、苦しい事の連続で辞めたいと思った事が何度かありました。そんな私の目に映ったのは、気にかけてくれる優しい監督、カテゴリーや学年関係なく気さくに接してくれる先輩や同期、皆仲が良く試合の応援は凄い、共に切磋琢磨してぶつかる事もあるけど、ゴールを決めると決めた本人よりも周りがめちゃくちゃ喜ぶ姿です。また、怪我から復帰した4年生がピッチに出ると応援の4年生がものすんごい叫んでる光景には胸が熱くなりました。

もう本当の家族ですか?温か過ぎます。このような素晴らしい人達に囲まれ、素晴らしいチームにいて、素晴らしい選手と一緒にサッカーができている事、本当に心から誇らしいです。

この場所でなら色んな事にチャレンジして強い自分になれる。共に努力を積み重ね、成長していける仲間がいる。
このチームは、暗闇にいた私に希望の光を多く差し込んでくれました。後は自分の頑張り次第です。誰よりも努力してみせます。挑戦し続けます。

同時に、幼い頃からずっと面倒をかけているのに何一つ文句を言わず支えてくれている家族には感謝してもしきれません。この御恩はもちろんプレーで返していきたいですし、言動としてもちゃんと表現していきたいです。
また、どんな形であれチームに貢献していけるよう日々精進していこうと思います。

まずは県リーグ。
残りも勝って勝って、
日々支えて下さっている人達の為に、いつもチームを引っ張ってくれている4年生の為に、どんな時もお母さんのように包んでくれるゆりかさんの為に、絶対入れ替え戦!いきます!

最後まで読んで頂きありがとうございました。
これからも日体大FIELDS横浜、日体大女子サッカー部の応援をよろしくお願いします!

#日体大×私

●プロフィール
  北澤 晴美(きたざわ はるみ)
  ・1年
  ・小松川SC
   →日本体育大学

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