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ただスパイクを忘れただけなのに


・〜・〜・


今日は野球の試合がある。

〇〇県で行われる。遠い。

アプリで何度も

電車の時刻表を調べても

やっぱり遠い。

というか乗り継ぎが多すぎる。

夜は緊張と何とも言えない気持ちで眠れなかった。

朝はギリギリ。

駅までは車で運転する。

自分が何歳かって?そんなことは知らない。

駅につき、みんな?と合流。

さぁ出発!

いや・・・・

ない。

スパイクがないのだ。

スパイクがなければ試合には出られない。

「靴でもいいのでは。」頭をよぎる考えはすぐに否定される。

「すぐにバレる」「やめておけ」

どうしよう

高速に回転する頭

電車の時間、試合の時間、取りに戻る時間

逆算して、、、いやこの時間が無駄だ!

「スパイクを取りに戻る!」

「プシュー」っと音をたてドアは閉まっている。

もうみんなは車内にいた。

「え?」と声を残して。


・〜・〜・


急いで車のある駐車場に戻る。

何処に停めたっけ?

記憶はかすれている。

あ、あった。

意味のわからない停めかたをされている。

右横には派手な赤い車。

左横には大型のバンのような車。

それぞれが私のトラックを挟み込むように止まっているのだ。

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トラック?

なぜか私の「車」は大型のトラックなのだ。

運転した記憶はない。

けれど間違いなく「私の」車。

いざ運転席にいこうとすると

誰かがいる。

知り合いのような、、、そんなことはどうでもいい。

私は急いでいる。

外に2人、中に2人。

「彼ら」はゲームをやっている様子。

狭いなかでようやるな。と思いながら

「スパイク忘れた!どいて」

「今ちょうどいいところなのに」と口々に言う。

知ったこっちゃない。

スパイクを忘れたんだ!と思いながらドアを開けた。

ドアに寄りかかっていた1人がよろめく。

お構いなしに運転席に座りハンドルを握る。

挟まれる車をぶつけたらどう、、、、考えるのをやめた。

勢いよくハンドルを捌く。

スルリとかすりもせずバックに成功。

何でできたかは見当もつかない。

ここから家までは距離がある。

飛ばす。

車の中には1人残っているが無視する。

このまま車で行けばいけないか?

倍の時間がかかるのは目に見えている。

早くスパイクをとりにいかなければならない。


スパイクを忘れただけなのに。


ユメ


PS
今までの夢の中でも特段よくわからない部類の夢でした。
客観的にみてスパイクなんかなくてもよくね?って思うのですが
先入観というか視野が狭くなっているのって怖いですね。
あと時間に追われている感じも現実とリンクしてしまいました。
思考はどんどん溢れてくるものなので、スパイク忘れただけで
こうも色々考えているのを少し怖く感じました。

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