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甘いものを食べたいのか、食べたくないのか

英会話のメルマガに登録している。先週届いたダイアローグの話題は、「日本とアメリカの甘いもの」。
アメリカ人の2人が、日米のお菓子の特徴について話している。「日本のスイーツは甘くないよね」。

そういえば、日本では、お菓子のおいしさを表現するときに、「あっさりしている」「甘すぎない」という。砂糖が入っていて、甘さを楽しむはずのものなのに、「甘くない」のが褒め言葉。

他方、本来、甘くない物に対して「甘い」という。
例えば、野菜。サツマイモみたいに糖分を多く含むものはもちろんだけれど、大根のような淡白な野菜にこそ、褒め言葉として使う。

驚いたのは、コーヒー。この前、コンビニの扉上の広告に、「おいしいブラックコーヒーは甘い」と書かれていた。
本当に甘いの?香りが甘いのか?
ブラックコーヒーの味わいから甘味を感じるとしたら、なんて繊細な舌だろう。

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