進化論の誤解 読書ログ①NHK「100分de名著」ブックス ダーウィン 種の起源: 未来へつづく進化
読んだ本
読もうと思った理由
自分の思考の癖として、競争思考がある。
状況次第で、社会や環境をヒエラルキー構造で見る時もある。
それが、自分を苦しめる時もあるし、自分らしくないなー、と感じる時もあり。
なぜ、そういう思考になってるんだろう、と考えた時に、そもそも自然社会が競争と自然淘汰を前提に成り立ってるから、むしろそれが自然で当たり前だよな、と思ってる節があることがわかった。
ただ、それは本当なんだろうか、と調べてるうちに、進化論と社会進化論を混ぜて考えちゃってるかもしれない、ということに気づき、であれば進化論を読んで、自分の誤解を解いてみようと。
わかったこと
1点目は、自然淘汰は目的をもって、なされてるわけではない、という点。目的ありきではなく、単純に環境とのマッチングである。そこに優越があるわけではなく、環境とマッチングした機能が残っていくだけ。だから、いわば運なんだよな、という点
2点目は、進化はすなわち進歩であるわけではない、という点。何かが良くなっている、前進している、と考えがちであるが、これも1点目同様にシンプルに環境とのマッチングがなされているだけなので、けして進歩してるわけではないでっせ、と。
考えたこと
進化論の世界観でいうと、過去~未来の時間軸、現在の横の軸でみても、フラットであるということ。書籍では枝分かれという表現を使っている。
まあでもこれは社会に置き換えてもそうだよな、と。
そこに優劣があるわけではなく、全ては環境や状況とのマッチングと考えると、捉えやすい。
そうすると、ここで更に疑問は出てくる。
ただ資本主義ってそもそもこういった競争を前提としてるよな。違うのか。そもそも資本主義ってなんだろうか。
AIアシスタントらしく以下らしい。
資本主義ってシステムなのか。ただ、現代人に組み込まれてるOSのようにも思える。
ということで次は資本主義についてインプットしてみたい
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