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闇の中を何千頭もの水牛が移動していく ザンビア

1985年と1998年、ザンビア、ルアングワバレーのムフェロッジに泊まった。

日本の「川」と呼ぶには程遠いほどにイメージが異なる。広大なのだ。

乾季には川床と岸には数メールの段差があり、ムフェロッジは岸辺にある快適な宿泊施設だった。

夜、写真にあるウッドデッキのステージ脇で涼んでいた。

何処ともなくガサガサする音が中洲の森から聞こえてくる。

動物が川上から川下へ移動していることに気がついた。

音の波は次第に広がり続ける。

ロッジのスタッフも驚き、他のメンバーに声がけしているではないか。

普通ではない状況が発生していた。

川の方向に目を凝らすと、闇の中を、なんと何百、何千頭の水牛が移動していたのだ。

腕時計の時間を確認した。

すぐに終わるかなと思っていたが、いつまでも移動が止まらない。

優に30分以上移動は続いた。

どれだけの頭数の水牛が通り過ぎていったのだろうか。

四半世紀過ぎた今でも、未だに突然、夢の中に水牛たちの巨大な塊が現れてくる。

ビデオからのスナップショット
https://nshima.exblog.jp/14514845/

#ムフエロッジ #ルアングワ川 #ザンビア #アフリカ

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