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小学校教諭は、生き抜きたければ起業しろ。(13)

誰が作るのか。誰と作るのか。

会社は誰が作るモノなのだろう。

資金を拠出したり、事業計画を作成したり、届出をしたりするのは、このぼくだ。

しかし、それらをこなしたところで、その会社は何も機能していない。

会社が機能するには、事業の価値を共有し、対価を支払う人が必要だ。

では、事業がスタートする前の準備期間には、その人はどのような人として潜在化しているのだろうか。

それを考えるときに、重要なことは、事業の価値は連鎖的に共有されていくということだと思っている。

つまり、未来の顧客は、現在、まだ価値を共有していない人であり、これからの未来に連鎖を通じて価値を受け取る人と言える。

そのため、事業の準備段階においては、価値をしっかりと固め、共有する人を増やす努力が大切になると考える。

事業がスタートするときに、これから価値の共有が始まりますでは完全に遅すぎであり、種まきに最初の1年を費やすことになる。そうなると、デイキャッシュを得ないまま顧客獲得に奔走するという最悪のスタートアップを迎えることになるはずだ。

現在、ぼくの「みらいびらきLab」の価値は、学校不適応に悩む当事者、教員仲間、カウンセリングのクライアント、デザイン事務所、コンサルタント、大学教授などに共有されてきている。

ぼくは、ぼくの事業の価値が高まれば高まるほど、これらの人々の価値も高まるという仕組みを作りたい。

今、奔走すべきことは、それだろう。





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