昨晩の『映像の世紀』で原爆の父の光と影が

昨晩の『映像の世紀』は原爆の父と呼ばれていたオッペンハイマーについてでした。ユダヤ系の人物、オッペンハイマーはナチスドイツが核兵器開発の乗り出している物理学者(ハイゼンベルク)のことを知っており、その動向に焦りを感じていた。米国大統領が核兵器開発にGOサインを出すと核爆発を起こすメカニズムを解明し、原子爆弾を製造するプロジェクトのリーダーになり、成功する。日本では仁科博士が核兵器の開発に挑戦するも物資不足もあって途中で断念する。然し、マッカーサー元帥が日本で目にした仁科博士の科学水準の高さに恐懼して、日本国憲法の9条制定につなげた。
米国大統領に核兵器開発を上申する上申書に署名したアインシュタインも後に核兵器開発に後悔の念を表明する。オッペンハイマー博士も核兵器開発は間違いだったと考えるも正式な表明は出来なかったようです。後年、来日した時に湯川秀樹博士と面談しており、核兵器反対の表れか? オッペンハイマー博士の後任は核兵器開発を推し進めて、水爆を発明する。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?