水俣病被害者の闘いは未だ終わらず!!

水俣病で苦しんでいる患者(法的には未認定を含む)の方々の思いを打ち砕く熊本地裁の司法判断は何とも言えない失望感が漂ってしまう。昨年の大阪地裁は法の「線引き」を一蹴した画期益な判断であっただけに。
水俣病の歴史を紐解くとチッソと言う大怪獣に何度も踏みつぶされて苦しみにあえぐ蟻のような国民が立ち向かった歴史の連続です。この間、国も熊本県も熊本県が取った行動は民主国家・法治国家と言えない。御用学者も無責任な見解を出し、解決を遅らせた。
降下ばいじん問題に取り組んでいるメンバーが「行政は公害と言う言葉は死語になってしまっている」とボヤいていた。
国はこの拗れた状況を解決するために知恵を出して欲しいし、患者間に
漂う不公平感の解消に乗り出して欲しい。


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