政治家(と言うより政治屋)の順法精神の欠如には参るね

昨年末からある大学教授の告発に端を発したパー券売上代金のネコババ事件で政治家の順法精神の欠如が明らかになった。国民の幸福を実現するための法律案を考えて制定することが仕事の国会議員が法の抜け道を捜す行動に開いた口が塞がらない。
この行動は大企業の経営者にもあるようで日野自動車、豊田自動織機、ダイハツ、三菱自動車の安全性や環境性能を計測、保証する業務に手心を加えていることでの明らかです。自動車関係の不祥事に気付いて、上層部に申告する気概を持った社員がいなかったのか? (最調査
米国でも現大統領、前大統領が持ち出して行けない国家機密情報を自宅に隠し持っていた。ニクソン、クリントン元大統領等は弾劾裁判沙汰になった人物です。
今回の事案に関わった国会議員を形だけの審問で済ませ、「問題なし」とかたずけようと森山総務会長が発現してしまった結果、後戻り(再調査)の途を閉ざしてしまった。この行動は岸田総裁以下役員も順法精神欠如していると言う以外に言葉がない。

東海市も似たような歩みを


東海市は初代、2代市長は高潔な人柄であったが、3代目(鈴木淳雄)は市役所以外の経験がなく、名古屋製鉄所を始めとする企業におだてられて天狗になってしまった。『井の中の蛙大海を知らず』を地で行く人で農協や企業から「選挙協力を惜しまない」と言う甘言に乗ってしまった。
市民目線での市政を望む市民活動団体が提唱した「男女が共に手を携え、住みやすくて活き活きとした街」を実現すべく「街づくり市民委員会」をしぶしぶ立ち上げた。委員会の評判が思いのほか好評を得て天狗になって、市職員の人事はえこひいきが目立った。今、東海市役所には「シャンシャン会議」が横行していると噂されている。これは前市長の悪癖を引き継ぐ玄市長のせいでしょう。シャンシャン会議とは会議の参加者は事務局(市長の腰巾着)が作った案に異論を挟まずに承認していまう会議です。私は環境計画推進会議の公募委員になったことがあり、事務局に何度も物申したが、市長に忖度する部長連に阻まれた。

国政もシャンシャン会議の連続ですね

安倍元総理から始まった異次元の金融緩和策に始まり、岸田総理は安易に異議減のキャッチコピーの連発です。一言いえば、数兆円の金を投じると胸を張るが国家財政の健全化と言う重大事政策(法律でもある)に目をくれず、花坂爺のように金をばら撒くふりをする。それには甘い汁に群がる国賊の多いと言ったら。


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