今週の出来事です

旧統一教会の解散への第一歩が始まった


旧統一教会の解散権の執行を裁判所に求めることを文部科学省が決団した。これは同協会の法人格の消滅を求める第一歩で、これからまだまだ多くの課題を克服せねばなりません。すべての課題を克服していく決意を文部科学省の役人が持ち、継続できるかはなはだ心もとないと考えています。
と言うのも選挙応援を受けた国会議員(特に細田衆議院議長)の禊もうやむやにされつつあるからです。日本人の悪癖「のど元過ぎれば熱さ忘れる」が発揮されるからです。

埼玉県議のノータリンに開いた口が塞がらない

子供たちの虐待防止策を県条例で定めると胸を張っていた埼玉県議は県民からの強烈な反撃にタジタジとなって、条例案を撤回した。抗議した県民の考えにも問題があるがそれにもまして底の浅い条例案に開いた口が塞がらない。一時でも子供を一人にさせた親を虐待で処分すると言う安易で、一面的な条例案を作るのはジェンダーバランスがとれていない埼玉県会の欠点が露呈したのでしょう。

札幌市が2030年五輪・パラの招致を断念す

どうやら東京五輪・パラリンピックのごたごたが災いしているようで札幌市はしぶしぶ2030年の招致活動を一旦取り下げた。
その前に懸案は大阪市夢洲で再来年開催予定の万博は大丈夫なのか?
故堺屋太一さんが旧通商産業省の課長時代に発議した大阪万博は想像以上の盛況であった。柳の下の泥鰌を狙って幾多の博覧会が開かれたが大阪万博の足元にも及ばなかった。


全固体電池の量産でトヨタと出光興産がタッグを

HVが諦めきれずEVで後れを取っているトヨタが起死回生の対応として全固体電池の量産化で出光興産とタッグを組んだ。
平成30年、恵那市の水素ステーションで手にした社内報「出光」に同社が全固体電池に必要な硫化物質を作れると書いてあった。その時はリチウムイオン電池に脚光が当たっていたが、発火問題を避けて通れないこともEV普及の妨げになっていたのでトヨタは二の足を踏んでいた。日本の発明王・豊田佐吉翁が高額の賞金を出してまで求めた佐吉電池はリチウムイオン電池の5倍の性能(能力)であり、現在でも実現していない。
さて、名古屋製鉄所内にあるプラスチックリサイクルラインは発火(ボヤ)問題で苦労しており、東海消防署は度々の出動要請に困っている。発火は廃プラの圧縮工程で生じ、その要因の大半はリチウム電池の発熱だと言う。
私の見立ては『実際に発火している訳ではなく、火災検知器の設定に問題があり、発火警報と誤認している』と言うことです。
神の倉水素ステーションで働いた経験からすると『現象の把握、減少につながる科学的根拠の探索』のプロセスをサボっていることが考えられる。
名古屋製鉄所が粉塵飛散を抑制するためにゴルフ場のネットを設置しているが効果が少なすぎる。それを真に受けた東海市役所は「防風ネットだ? 防塵ネットだ?」と訳の分からん説明を市民にするので市民のひんしゅくを買っている。市街地と製鉄所の間に社員が種から育てたドングリの木を勝手に伐採していることに目が向いていない。ドングリの木で保全林を育てる運動が盛んになったのは元横浜国大の宮脇教授の指導のお陰です
煤塵の大きさは集塵機が手薄な頃は10μm以上で、集塵機が増強されてからは10μm以下が増えております。保全林の伐採は中電へ工事用地を一時貸与のためであったが、一時貸与の見返りは新日鉄大橋の建設、バスターミナルの整備費用でした。製鉄所は伐採した後に植林をせずに知らん顔です。






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