セラミックスの2つ話題を紹介しよう

一つ目は日本コークス㈱と伊藤忠セラテック㈱についてです。

伊藤忠セラテックが日本コークス㈱と打ち合わせをした際、私の名前が出たので伊藤忠セラテックの人が「永井さんは北九州市出身だから…」と言うメールを送って来ました。今日、鉄鋼新聞を読んでいると「老朽化したコークス炉を延命する対策を日本コークス㈱と伊藤忠セラテック㈱と健闘している」と書いてありました。直径が6mもあるコークス炉ガス配管が腐食しているので、これを補修したいが外面に鉄板をあてがう方法は採用できないと判断したらしい。対案としてコークス炉ガス配管の内側にセラミック製のない感を挿入する工法を採用するようで、伊藤忠セラテックにお声がかかったようです。確かにトンネル工事で似たようなセグメント方式を採用した事例として西知多産業道路沿いに埋設した275㎸送電線用隧道に採用されています。

二つ目は多治見市のタイルメーカーが非焼成タイル製造を

気候変動対策の実現が待ったなしとなり始めて、タイルメーカーが非焼成でタイルを製造する技術開発にほぼ成功したとTVが報じていた。三菱UFJリサーチ&コンサルティングに在職中、①碧南市の瓦製造メーカーに技術支援をし、②愛知県窯業試験場からの依頼事項(土管の復活)の検討、伊藤忠商事・中部支社に在職中に碧南市の瓦メーカーの技術支援をしたので、セラモックに興味がある。タイルも陶磁器もレンガも瓦も脆い土を1000℃以上の高音で焼成するプロセス抜きに成り立たない。詳しいことは放送しなかったがプレスすることで非焼成でも充分な強度を得られるみたいです。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?