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調べずに批判する現代人

 今日もいつも通り好きな音楽、映像作品の事でも書こうかなと思いながらTwitter(現在X)のタイムラインを彷徨っていたら、NHKの「まやまやぽん」と言う、番組がバッシングを受けていた。
 僕も初めて見た時は驚いた…、これがNHKでやっていいの?!それなら何でもありじゃん!と。
 ですが色々調べてみると色々出てくる、実は深夜11:30頃から始まってたり、マヤ文明と言う文化を広めるための番組だったり。

 とにかく僕は驚きましたよ。こんな、番組の説明すら読まずに、色々な方々が手掛けた映像作品を批判をする…。僕はこう言う人が1番嫌いだ。まともに調べずに、物事、作品などを貶す人達が。実際まやまやぽんだって、どんな年齢層の人が見ても受け入れやすいように作られているのに、そんなのも分からない人達が批判をする。こんなに気分が悪くなる事はない。

 とにかく、最近の人は何かあったら、反射的に叩いたりスル人が多い。一度落ち着いて、考え、調べてみて、ようやくその事について発言できる権利を獲得できると、僕は思っている。

 誰かが炎上した時だって、まともに調べずに、みんなが袋叩きにする。皆んなが叩いてるサンドバッグの中には人が入っているのに。そんなのも分からない、馬鹿なガキと自分より成功している人を見て嫉妬に駆られてる大人達が、Twitterで無限に著名人達を叩き回ってる。

 何かあったらすぐ叩く、何をそんなに恨んでるのか、何をそんなに憎んでるのか、大事な人がその著名人に殺されたんじゃないかくらいの勢いで叩き始める。今まで一度もいいねもしてない人までも。

 別に減っていたら嬉しいけれど、残念ながら無限に増えている。そんな事やるなら、アニメとかを見て皆んなで盛り上がってる方がよっぽど楽しいのに、謎の衝動に駆られて人を叩く。最近だとりゅうちぇるさんとかも皆んなから無限に叩かれていた。その結果命を自ら経ってしまった。そんな事が起きてしまう世の中。この言葉一つ一つが刃になる時代だ。恐ろしい。

 Twitterだけではない、TikTok、youtube、InstagramなどのSNS全般に言える、今では手軽に娯楽を楽しんだり、世の中の流れを確認できる。こんなに便利な物も、使い方次第では、凶器になるし、こうやって自分の文章を人に読んで貰うことが出来る。

 元々はネットと言う混沌とした場所にライト層の方々が参入して、こんな感じになってるのかなと自分は思ってる。元々は民度もクソもない、治安最悪な所に一般人が来て、それを真似したり、普通の感性を持った人達がそれはよくない!と世直しをして、ここまで広がったのかなと自分は考察している。正直最近のインターネットはオタクの肩身が狭くて辛い、ただでさえ、現実で居場所が無い人間達の憩いの場が、リアルでも充実した人々が来たら、そりゃ一気に居場所が奪われて行く、ゲームだって話が面白い爽やかな人の方がやってて楽しいし。自分で描いてて悲しいぜ。

 とにかく!これを読んだ人は、批判する時は一度、その騒動の事について調べて、何がどうしてこうなったかの詳細を出来る限り調べて、よく考えてツイートしよう!この文章を読んでこう言う考え方の人が増えると僕は嬉しいです。逆に秩序が保たれたインターネットは混沌として無くて楽しくなさそうだけど、一度は体験してみたい。

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