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第929号【のぶさんのひとり言】《金融緩和》2022.10.30.

秋田県美郷町いつもの様に穏やかな日曜日をむかえました。朝夕は寒い季節になり、私の朝一番の役目は薪ストーブに火を入れる事です。

薪ストーブの扉を開け、薪を多めに入れ、焚き付け用の木に火をつけます。扉を少し開けておき多めの空気を送り、5分、10分で薪全体に火が回りだし、少しずつ部屋が温まってきます。その間コーヒーマシンからコーヒーを落とし、コーヒーを飲みながら薪ストーブの薪の火の勢いを確認し扉をしっかり閉めます。部屋の温度が1度、2度と上がりはじめ、寝ぼけている頭でゆっくり今日1日のやるべき事を確認します。薪ストーブの前でぼーっと・・・ #田舎で暮らそう

28日金融政策決定会合大規模金融緩和継続決定、いつまでやるのかマイナス金利。この政策が円安に拍車をかけ続けているとも言われております。円安の意味とは何か・・・ 資源の無い日本、円安はエネルギーコストを含め物価高騰家計簿に直撃状態。国は円安メリットを生かそうと相も変わらず同じフレーズの繰返し。円安は国際競争の中、円の価値を下げる状態、そして借金漬けの円安経済対策税金出動? 矛盾と負の連鎖。

2011年代の円高1ドル75円78銭も経営者として経験をし、輸出産業に属する弊社は、お客様からの日々コストダウンの嵐、大変厳しい経営状況を経験しましたが、当時は円高メリット還元セールなどの消費ブームにもなっており、行き過ぎた円高は困りますが、円高経済の状況の方が、国際競争の中でも、日本の経済の力強さがあったのではないかと思うところです。

現状の円安は、大きな問題としてインフレが挙げられますが、賃上げを目標にみなさん頑張っているものの、円安は賃金を下げている事につながります。2013年4月からもう9年も続く大規模金融緩和政策、ここまできても出口戦略なき大規模金融緩和政策には、ぼちぼち疑問を持つしかありません。

経営でとても大事な事は10年、20年、30年と長期的に企業のあるべき姿を描く事です。それを事業計画に書き出し実行するかにあります。どうしても短期的問題に目を奪われ解決に右往左往してしまいますが、それは長期ビジョンが無い事が問題で、その時代、時代の変化にあわせ、多少微調整をしながら実行出来れば、短期的に大きな問題が起きる事はありません。「備えあれば憂いなし」。

経営においては、長期ビジョンをしっかり描く事はとても大事な事です。日本の現状の金融政策に長期ビジョンがあるかないか、この国際金融の中で、どの様なデメリットがあるかははっきりしており、結果日本の国際的経済力の長期的低下につながるのでしょう。さ~ぼちぼち金融政策転換、岸田さんの新しい資本主義がみたいものです。

◇9年の、マイナス金利迷走中。

◇ボチボチと、8波の動き気にするか・・・

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