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開業したばかりの個人事業主さんや小さな企業の経営者さんは注意しておかなければならないポイントがあります

開業して間もない個人事業や小さな法人企業では、経営をおこなっていくうえで注意すべきことがあります。

売掛金の入金管理および買掛金と未払金の支払管理です。

なぜか、開業間もない個人事業や小さな法人企業では、個人事業主さんや経営者さんが、そもそも自分で仕事をおこなっていますから、売掛金の入金管理や買掛金と未払金の支払管理が雑になったり、甘くなったりします。

そのため、本来入金されるはずのお金が入金されていないケースが多いものです。
自分で仕事をしていても、仕事をした代金が自分の手元に入金されて、はじめて仕事は完了します。
もっとも、お金が入金されない原因が、請求書を発行していなかったということでは話になりませんが。。。

また、買掛金と未払金の支払の管理では、支払わなければないお金が支払われていなかっということが間々発生します。
支払管理は、仕入となる材料の代金や経費となる消耗品の代金などを取引業者へ支払うことです。
毎月支払がきんちとできていないと、取引先から信用してもらえなくなり、仕入ができなくなったりします。

個人事業主さんや法人の経営者さんが、自分の仕事をしながらこのような対応をしていくことは、思いのほかむずかしいものです。
とくに本業の仕事が忙しければ、忙しいほど入金管理や支払管理がずさんになります。
どうしても目の前にある自分の仕事を優先してしまうからです。

しかし、どんなに忙しくても、先ず、売掛金の入金管理および買掛金と未払金の支払管理をする日を決めておくことです。
これができていれば、売掛金の入金漏れや買掛金などの支払ミスを防ぐことができます。
開業後の最初のハードルですから、習慣になるようにしておくことが大切です。

個人事業主さんや小さな法人経営の経営者さんでも、しっかりとした経営ができているところは、売掛金の入金管理、買掛金と未払金の支払管理ができています。
また、なぜ管理をするかという理由を理解しておられます。
経営には、必ず基本があります。

そのうえで、毎月の試算表を読めるようにしなくてはなりません。
とくに貸借対照表を読むことが重要になります。
決してむずかくはありません。
見るべきポイントがあるだけです。
私のところでは、記帳代行費用は相場よりかなり高いですが、会計士(税理士)さんと連携しながら、経営者として必要な学びを含めてサポートしています。

経営は、基本に忠実に、そして着実に、確実にやっておくことが事業を成長させていく第一歩です。


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