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大学病院-大学病院での働き方 夜勤編-

こんばんは。クリニック看護師の本田です。今回は、夜勤業務について記述していきます。

私が勤めていた大学病院では2交代制(20時と8時30分に勤務者が交代します)でした。

19時30分~ 日勤者から申し送りを受けます。手術前の患者様、手術後の患者様(手術式によっても、術後日数によっても観察・検討するポイントが異なります)、化学療法中の患者様、高齢でせん妄(時・場所等を忘れて混乱してしまう)出現する患者様、多様です。約40人の患者様を3~4人で診ます。

といっても、基本的に夜間患者様は就寝中なので体調変化がない限り寝ています。ですが、治療中ですので、痛みや吐き気や不安や悲観など、身体的な症状や精神的な症状がでて、眠れない患者様が多く看護師は1時間のうち50%の時間は患者様対応をしています。その他、残り30%の時間は翌日の準備、20%の時間は自主勉強などに費やしていました。当然、100%患者様対応に従事することもあります。途中で休憩が約2時間取れることになってます。休憩できないこともあります。

朝5時30分~ 約20人~30人の採血を3人で行います。眠くて、手が震えることもあったことを記憶しています。6時前後に朝焼けを見て、「あと少しだな」なんて思ったり、中々家に帰れない患者様と「私だけ帰ってごめんね。早く帰りたいですよね。」なんて、話していたのも懐かしい。

8時ごろになると日勤者が出勤してきます。緊急事態にも対応できるヒト量が確保されるので安心します。8時30分~全体の申し送り、チームスタッフへ申し送りし、終了です。その後、内服確認や記録の確認を行い、日勤者に実施したりない部分を確認して帰れます。

19時~9時まで13時間勤務です。たまに、退院する方に薬を渡し忘れたり、危険なミスがあり始末書を書くと12時過ぎることもあります。ちなみに、9時に勤務が終了し、その日の19時~また夜勤があることもあります。私は夜間帯に起きていることは息苦しくて、手がしびれたり、動悸もあり、「長く働けないな」と思っていました。

以上が私が勤務していた大学病院の夜勤の流れでした。最後までお読みいただきありがとうございました。

次回は、早出出勤(7時出勤)編です。

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