見出し画像

本日の学び1

江崎禎英
超高齢社会への対応〜社会保障制度改革の視点〜

1.超高齢社会は日本、ドイツ、イタリア。他の国も続くが、人生60年時代(人生1週目)は終わり、100年時代(2週目)に向かう。生物学的に人間は120歳まで生きれるように設計されている。感染症が無くなり長生きできて、皆が望んでた世界になっているが、やる事なくて困っている高齢者が増えた。
仮に少子化対策をして出生率4を達成しても、人口増加に転じるまで60年かかる。
人は亡くなる前1ヶ月に生涯医療費の50%を使用する。
したがって、健康寿命を伸ばすための施策が積極的に実施される方向性となる。

2.外的要因である感染症が疾患のメインであった時代に、世界の社会保障制度は設計された。

3.外的要因による感染症などは抑制できたが、生活習慣病患者が増加している。

4.DM予防事業を例にあげると、HbA1c6.0以下の人は自治体の保健事業に参加しているが、保健事業参加による数値改善の有意なデータはない。

5.HbA1c6.0以上の対象者の8割は改善行動を行なっていない。

6.希少疾患は3000もあるのに、製薬会社の研究は進まない。生活習慣病に対する薬に力が入れられている。生活習慣病は1人の努力で改善ができるはずなのに。

7.生活習慣病を予防し、治療が確立されない疾患を解決する事が本来の医学。

8.今の高齢者に必要なのは
①タンパク質
②ワクワクする事
③役割

9.人生2週目(65歳以上)の人が1週目の人を支える社会システムを目指す。


以上。

ご覧頂きありがとうございます。研修備忘録であり、根拠データをお示しできません。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?