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大学病院-リーダーナース編-

こんにちは!クリニック看護師の本田です。今回はリーダー業務についてです。

リーダーって何?そうですよね。

まず看護師は「政府より免許を受けて、傷病者若しくはじよく婦(褥婦(じょくふ)=出産後の女性)に対する療養上の世話、又は診療の補助を行うことを業とする者」です。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E7%9C%8B%E8%AD%B7%E5%B8%AB                  療養上の世話=食事介助、洗髪、体拭きなど         診療の補助=薬を患者に投与する(内服や点滴)、採血(注射)主にこの2つです。『診療の補助』は先生から直接命令があって、その後の実施します。

先生の指示が患者様に実施されるには、「先生の指示」→「リーダーが指示の正当性を確認・医師との指示に関する調整」→「スタッフナースに医師の指示を伝える」→「スタッフナースが先生の指示を患者様に実施する」と、上記のような過程を辿ります。                  この先生からの指示が間違っていると、患者に超悪影響を与えます。先生は間違えます。人間だれしも間違えます。医療者は、間違えることを念頭に働きますがそれでも間違えます。

ですので、リーダー看護師の役割は「先生の指示が正しいか、有効か」を判断することが主要な業務です。(臨床経験4年の若輩者の思考です。)「先生の指示がでたら、一片の疑問も残ることがないように指示の意味を確認しろ」と教え込まれました。感じのいい先生にも、感じの悪い先生にも、分からないことがあれば確認します。先生は外来にも入院病棟にも多くの患者様を担当するので忙しい!出来るだけ速やかに簡潔に要件を伝え、指示を仰ぎます。

その他に、日中の医師の指示が実行されたかスタッフの報告を受ける(実行すべき医師の指示は100件を超える!)他病棟からの患者受け入れを他病棟リーダーと時間調整する、病棟師長に日中の患者様の様子やスタッフの働きを報告する、新人看護師やその他スタッフが業務過多になっていないか等、病棟全体の潤滑油の様な存在です。

最後までご覧頂きありがとうございます!次回は、プリセプター看護師について記載いたします。


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