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「『きれいだ』と笑う人が」2023年3月29日の日記

大槻ケンヂミステリ文庫「去り時」

・タイトルにしたのは大槻ケンヂミステリ文庫「去り時」の歌詞。最近の大槻特有の諦念がつよく現れた曲で、聞くとなんとなく切なく嬉しくエモになって裸足で走り出したい気分になる。

・一つ前の日記でセブルス・スネイプについて書いたけども、私は中年男性のやるせなく切ない気持ちがどうしようもなく好きでたまらない。セブルスのリリーに対する気持ちであるとか、大槻ケンヂの引き際を自分で決めてしまう、「終わり」を意識した気持ちだとか。

・スネイプのことを好きになったのは小学校の時だったから筋金入りの愛好家である。

・なんだか不思議だ。小学生の頃の自分はセブルスを好きだという気持ちをここまで言語化できてなかったと思うが、きっと好きだと思う気持ちは今と変わらず持っていただろう。言語化できないイコールわかっていないではないとしても、その時はセブルスぐらいしか好きでなかったと思うし、「中年男性が好き」などといった抽象化された言い方はできなかったはずだ。

・でも、その時の自分はきっとすでに「中年男性が好き」だった。この癖はどこからきたのだろうか?小学生以前の自分の未熟な意識にこれが確かに芽生えている、というのになんだかどうしようもなさを感じる。

・これは教育では如何ともしがたい部分だよな。教育大生としてそういうのは結構考えてしまう。これがもし、もっととんでもない癖だったら?私が広瀬康一だったら?吉良吉影だったら?

アルコールの分解

・私は酒に弱い。酒が弱い?どっちだ?

・「酒が強い」は言うよな。この「酒」ってなんなんだ?「酒が」だと、酒が何か自分の内部にあるような言い方では?「酒(を分解する能力)」ってこと?

・いや話を戻そう。飲酒できないほどではないのだが、一杯でもう楽しい系の人種である。

・さらに悪いことに夜型であるため、飲み会が進めば進むほど元気になっていく。普段陽が昇っているうちは実は、凄まじいダウナーなのだ。

・つまりどういうことが起きるか。普段からは想像できないハイテンションで喋り散らかす女が登場である。これが全部酒のせいだと思われる。すなわち、酒を飲んだ途端にはしゃぎ回るクソ雑魚の完成である。

・一旦「こいつ酒弱いぞ」と思われると一生いじられますよね。すごい嫌なんだけど、もう私は「すごい酒弱いやつ」でしかない。

・くそ〜!くやしい〜

・まあつまり飲み会があって、そうなったんだよね。悔しい

西加奈子『おまじない』

・読み終えた。多分1回目じゃなかったけど。西加奈子による短編集。

・中に「黒人ルーツを持つ女の子がコーンロウで学校に行く」描写があり、とてもタイムリーだ。その中では教師によって多様性を認めるように促される、という流れだったが。

・伝統的な髪型コーンロウ問題、ひとえに連絡不足だよな。どうしても教員の側に立ってしまうけど、日本人がコーンロウしてたらもうそりゃいろんな場面でいろんな偏見にさらされるわけで、そんな状況教師は避けたいわな。

・しかしながら2階席から参加という対応は一体なぜ…という気持ちである。親も来るんだし話し合えばええわな。

・ようわからんわな。社会的な話はし過ぎんほうがええわな。

・終わるわな。

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