「ENJOY おんあうああい続ける」2023年4月11日の日記
ココロオドル
・他人に漏れず頭から離れない。
肉薄だ、現実だ
・私のよく歩く道にスーパーがある。よくある地方チェーン店のそこは、購入したものを詰めるスペースが道に面しており、荷詰めしている人が外から見える。
・今日そこで極めて薄い色の金髪をした女性が商品をまさに詰めようとしていた。顔立ちも彫りが深く、異国の血が流れる方のようだ。
・ちょっとした異質感とはっきりとした美しさに目を奪われていると、女性がポリ袋のロールに手を伸ばした。薄くてカシャカシャツルツルのアレだ。アレを引っ張ろうとするけど、カシャカシャツルツルのために滑って取れない。次の瞬間、
・女性が自分の指先を舐めた。「あえ」と思った。その時の自分の間抜けな驚きを表すには「あえ」のほかない。
・「そんなジロジロ見てやるなよ」と言われればほんとすいませんと言うほかないのだが、その情景は3秒程度で展開された。目の端に気になるものを捉えてからわずか3秒。
・感動した。
・話がつながっていないわけでもないし、寿司見さんお薬まだでしたかでもない。目の端にとらえた光景は単なる日常の1ページだった。スーパーにとっても、その人にとっても。ただ私にだけは異質だった。普段のスーパーに、目立つ見かけない人がいる。
・しかし「滑りなくポリ袋を取るために指先を舐める」行為は、あまりにも日常だった。瞬間、異質は現実に音もなく侵食された。わずか3秒、刹那と言って差し支えない時間に行なわれた侵食。
・きもいな。自分。
美しい悪魔を待つ
・感動繋がりでまた話ひとつ。
・スピッツの「はぐれ狼」の歌詞が柳蓮二と切原赤也すぎる。
・これは別に解説をしてもいいかもしれない。ただ、ずっとこれ自体は思ってたんだけど、「勝算は薄いけど 君を信じたい 鈍色の影を飛び越えていく」ってめちゃくちゃ新テニ赤也じゃないか!?!?!?!!!?!!?!!?!
・赤也は一時リョーマと並ぶぐらいの実力として描かれていたのに、いつのまにか不二にボコられる噛ませ犬扱いまでずり落ちていった。これは認めざるをえない事実だけど、そう、勝算は薄いけど、自分に期待した柳蓮二を信じるんだ。
・気づいたとき泣いちゃった
・道端で。
・高校生の時から道端で泣くことに抵抗なくなってるな。
最近何もうまくいってない
・最近何もうまくいってないよー!
・心理的には爆泣(ばっきゅう)
・具体的にどううまくいってないか書く気力もない。
・でも今日、クロネコヤマトに対する用事三つ同時に終わらせた。これだけは誇りたい。この成功体験を胸に抱いて生きてゆきたい。
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