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【読むだけ無駄注意】羊毛フェルトで山高帽を作ろう〜〜よ!!!



前置き

羊毛フェルトをフェルト化してぬいぐるみ用の山高帽を作ろう!!!の回です。
不器用オタクの奮闘記となっております。 

一旦ネットでざっくりとフェルトを使った帽子の作り方を調べて工程の簡素化などを考えた結果、だいたいの工程はおそらく下記のようになると思いました。
①帽子用の型取り(オーブン粘土で型を成形し、オーブンで焼いて型取り用の陶器を作る)
②型を元に羊毛を固める(フェルト化)
③羊毛をフェルト化させ、帽子のつばを作る
④帽子とつばを接着
⑤最後にリボンなどで装飾して完成

なので材料はこんな感じかなと
・型取り用のオーブン粘土
・黒い羊毛フェルト
・黒いリボン
・石鹸水(洗剤をうすめたものでよし)
・布用接着剤

よし!!!マグリットの絵みてえな山高帽を作るぞ〜〜〜〜〜!!!!!

いざ!!!!!!

第一工程 型取り悠仁

オーブン粘土を使って帽子の型となるものをこねこねしていきます。
土台となるのでとても重要な作業!!しっかり綺麗に完成させよう!!!

すぐさま捨てたので写真ない。再現イメージです

そういえば私不器用なんでした。
というわけで気を取り直してオーブン粘土以外で使える型取りのためのアイテムを考えた結果……

ダイソーのお茶碗が良さそうでした。

中はつるんつるんなので内側に羊毛を貼り付けてフェルト化していく感じで使えそう

というわけで第一工程の型取りは完了になります(????)

第二工程 羊毛のフェルト化

羊毛のフェルト化をやっていきます。
まずはお椀に羊毛をつめつめ

取り出してみるとわりといい感じの形になっている。黒いアイスクリームみたいだ
毒きのこみてえなおえぬい
石鹸水をかけてひたすらこすったりもみこんだりの造形づくり。石鹸水が泡立つとやりにくいらしいけどどう見ても泡立ってるんですけど大丈夫か?これ

っていうかねぇ、使うフェルトのタイプしくじったかもしれない。YouTubeとかであるフェルト化動画見てるとフェルトの繊維を縦横に重ねていく工程があるみたいなんだけど私の使ってるフェルト、縦横の概念ないもん。

しがらみ学園首席で卒業した?

もみこめども擦れども一向にフェルト同士が密着せず、終わらない作業に人生を感じる。
いや人生はいつか必ず終わるけども
そうこう考えているうちに一応それっぽい形はできてきた

まあ悪くはないか……良くもないけど

とりあえず一旦これを乾かしていきます。
フェルト選びしくったけど、後戻りできないんだ俺は。

第三工程 帽子のつば作り

これを
こう

ここは石鹸水かけてひたすらもみほぐしこすりながら成形の作業。

帽子部分と合わせるとまあまあそれなりの形になってきた?

あとはこれも時間おいて充分に乾かします

第四工程 リトライ

クソバカ故にこの工程が発生していることをお断りしておきます。

フェルト選びがよろしくなかったので、第二、第三工程で作ったものを乾かしている間に(ていうか全然乾かなくてドライヤーあてたら固まってないフェルトが霧散していきました)手芸屋さんでフェルトを再購入してきました。

ちゃんと店員さんさんに水フェルトで使えるか確認してから買う、大事な事ですね
繊維の向きを揃えて縦横に四層ぐらい重ねていく
これに石鹸水をかけて上から手で圧縮する工程を裏表でやる。
あとは圧縮してぺなっとしたフェルトをお椀にいれて
形をつくりこんでいく

ここからひたすらフェルトをこすったりもんだりするフェーズ。たまに裏返しにしたりしながら裏表満遍なくこすっていきます

なんか多分いい感じになったかも
相変わらず良くもないが悪くもない出来

あとは帽子のつば作り。これは平面作業だしYouTube探せばやり方はいくらでも動画あるので工程の記載は省く。
写真ではわからないけど、フェルトがちゃんと固まっているなという感覚がある。
これならドライヤーかけても多分霧散しないでしょう。

とりあえずそれっぽい感じになりました。

なんかもしかして、つばの部分はすでにフェルト化されたシートでも買えばよかったのでは?と思ったけど、それは一旦忘れておきます。
乾いたらつばの部分はハサミで切って成形する予定です。
想定よりちょっとペラい仕上がりになってしまったので、乾かしてる間にもう少し厚めのものを一枚作っておくことにします。

……………と思ったんですけどすみません
乾いた後のフェルトがミルフィーユ状にふっくらしてて、どうやらちゃんとフェルト化できていない様子でしたので百均でフェルトシートを買ってきました。
厚み出しのため、同じサイズに2枚切って重ね合わせて縫合しました。
ついでに頭を通す真ん中の部分もカット

しいたけ?
ためしにかぶせるとこんな感じ


第五工程 もうこれでよくない?

言い訳をさせてくださいね。
羊毛フェルトの扱いがどうにもうまくいかず、気分転換にちくちくと余ったフェルトでバケットハット作ろうとしてたら、なんかバケハってより山高帽みたいなものが出来上がったので「なんかもうこれでよくない?」になってしまいました。
よくよく見ると山高帽とは違うんですがなんか形はそれっぽいしもうこれでいいか、と思いました。
よくやった……よくやったよ………
これ系の記事で途中で挫折してんのウケるな。
まあオタクの奮闘記なのでいいんです。

総括

手芸を舐めるな。

以上

多分同じ工程踏んだとしても、手芸が得意な人がやったらちゃんとしたものが出来上がるんじゃない?と思います。
暇で手芸好きな方はチャレンジしてみて欲しいです。


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