14年ぶりに海で遊んだ

(暫く振りに長々と7,000文字)



最後に遊んだのは2010年の夏、中学1年生13歳の時だ。
翌年震災があって親に「危ないかもしれないから海に行くのはやめておこう」と言われ思春期に突入し摂食障害になり、2011年は行かず、2012年は受験勉強を真面目にしていた。ご飯が食べれない分運動をしてはいけないと医者に言われたのをきっかけにガリ勉だった。

晴れて学生になった。数学の勉強をめっちゃ頑張った。
部活を頑張った。大喧嘩して先生を何人も巻き込んだのに、そやつと付き合った。2年続いた。この間も皆で飲みに行った時にも会った。もう二度と付き合いたくないとお互いが思っているからこそ友達でいられる気がする。

学生の間にレジャープールや水着で入れる温泉とかに遊びに行ったことはあった。
でも意外と、付き合った皆「海は汚い、プールは綺麗」という。
塩素水だし砂がないし、クラゲに刺されないしってところなんだと思う。皆、元ピは割と潔癖傾向だなと思った。

私は、海にそろそろ行きたくない…?もう5年位ってない、もう8年行ってない、今年こそ…をずっとやってた。
いちいち夏になる度に海に誘ったけど、遊んでくれる人はいなかった。

去年は社会人スキーサークルの人が夏も遊ぼうって声をかけてくれたけど、ヤリモクっぽかったから台風も来てたしなんとか回避した。


レジャープールには行ってたから水着は何回か買い替えてた。
何故か水着だけは最後に海に行った時に着たやつからずっと取っておいて自分の家に持ってきてある。
7着もあるのに、海に行ったことのある水着は1つだけだった。14年間で水着が6回変わるって多過ぎだろうか。

昔はやや巨乳だったのでガチビキニを着ていたのも懐かしい。
デザインがやはり14年経ってもどれも可愛い。
ドンキとかユニクロで買ったのも混じってはいるけど、なんか可愛い水着を着れている時こそ、自分の体が好きでいられてるんだな。

ユニクロのとか無地の黒ビキニだから、本当に体の存在を薄くしたかったようだ。


2024年で胸オペから5年の月日が流れた。
あっという間な気もするが、元々胸なんか無かった気がして遠い前世の記憶のようにも感じる。



自分のnoteで閲覧数が
1位摂食障害(拒食症)、2位胸オペ(上記記事)、で高止まりしてることに気づいた。身近な病気ってやっぱりそっちなるよね。


遡る事2019年6月?
twitterで巡り合った人が私の1つ上の学校の先輩でFTMだった。
DIDやASDやらADHDもあったので、色んな人と会話した。

学校に5年間いた者同士で一切会ったことも無かったのに、何故か社会人になってから会って不思議だったけど。
twitterの恩恵に感謝しつつも、自分で体も納得がいく形に改造したっていいんだ、と思えたので夏のボーナスを全額ハタいて美容整形と言う形で胸オペ(乳腺全摘出)をした。

痩せているね、とよく言われるが胸がないだけなので割とデブ…って言いたいけど、今年の1〜2月で8kg痩せて未だに取り返せないから、まあ痩せてんのかな。。
身長152cmの標準体重は50kg位だし、まあ45kgは痩せてるか…


話を戻す。
胸オペ前後にも水着をいくつか買っていた。
当時はオフショルが流行り終わりを迎えている頃だったので、胸元の前にヒラヒラした布がついててバストの形を隠すやつとかがあった。今日はこれを着て行った。

一時期はやっぱり男ホルは打たなくても男装というか、オナベっぽくしてたほうが生きやすいんだろうか、とか結構迷っていた。

正直のことの経緯を書いて、市民プールに問い合わせて水着はラッシュガードを着るべきかいちいち聞いたりしてたけど。LGBTという言葉がかなり流行っていたので、お好きな格好で大丈夫です。必要があれば障害者用更衣室をお使いください。とまで返事を貰っていた。

でもやっぱり、海パンだと皆めっちゃ見てくる。
骨格は変えられないし隠しきれない。髪型とか関係ない。
漢んなの子水着チャレンジ、みたいなのがエロ絵で流行ってた。これの具現化自分やん!と思ってた。

別に体を見せびらかしたいとかじゃなくて、胸がない=ブラからの解放と服装の自由さに便乗して、楽な格好を目指していた。
結局寧ろ気を使ったし、その後付き合った人にも「ラッシュガードは着て!」と言われた。
正直自分がどうしたいか謎だったが、渋々スポーツ用品店でセパレートタイプのぴったりタイプの半袖半ズボンみたいなのでたまに市民プールで泳いでいる。


やっぱり変な格好はしないほうが声は掛けやすいだろうな。
今年の5月くらいに市民プールに行ったら、おばあちゃんが声をかけてくれた。
プールで知らん人に声をかけられるって中々無い経験だったから、嬉しかった。
俺はどうせ独りだ!って20代前半は尖りまくってたけど、やっぱり"人間と関わる事は大事だから、関わろうとする気持ちを諦めちゃダメだよ。"って上司が数年前に言ってたことを思い出す。

学生卒業から20代前半のうちに海にも行ってないのに水着が増えまくってることが不憫に思えてくるが、仕方ない。
そういう人生もある。


気付けば自分の体を許せていた。
誰とも付き合ってないからだと思う。
誰かと付き合うと、みんな性欲があるから胸があっても無くても触られるし求められてしまう。

胸があろうが無かろうが、相手が純粋な男性だった場合は大体私のセクシャリティガン無視で女として性行為を求めてくる。そうすると嫌でも女の自覚とか役割を持たされてしまい苦しかった。

きっと胸オペした時も、「どうせ子供を産む気もないのに、何でどうせ垂れる乳を毎日ブラジャーで締め上げて管理しなくちゃいけないんだ。男に求められるくらいなら要らない」と思っていたかもしれない。
当時は当時で鬱過ぎて、上記転載の当時の記事もあまり気持ちが載ってない気がする。言語化が難しい程ともかく現状から脱却したかったのかなぁ。

女に生まれて良かった〜とか男に生まれて良かった〜とか、女に生まれて残念だった〜とか。そういうのもいちいち感じないで最初から生きられたら楽だったんだろうな。

でも未だに、女子更衣室とか女子トイレとか存在が苦手というか…
職場で普通に話している人が更衣室で声をかけてくると、目が合わせられない。何故か居合わせちゃいけない気持ちになる。

この間、貴田さんがnoteに書いてた。
女湯に入るのが怖かったという話、大変似たような気持ちである。これはどちらかといえば性的指向の話なんだけど。

でも性自認はいくら自認してたって、女湯男湯しかないから、純女の人からしてみれば"変な人怖い排除したい"と純女以外のセクシャリティが追い出されるのは自然なことだと思う。
どんな気持ちで風呂に入れば良いんだと思いながら渋々何度も温泉に行く。

割とエピソードがある。
中学生の頃とかは果物狩りに親族で日帰り旅行するときに日帰り温泉に入ったりした。
家族同士でも、思春期始まってからは戦慄していた。

塾の夏期合宿と題して、個人塾を経営してる家族が持っている別荘に泊まりに行った。
そっか、温泉か…え、塾の人と入るの?!?!ってその時になって気づいて、気絶しそうになった。

学生でもスキー同好会に所属していたのだが、女子がそもそも超少ない学校だったから、スキーで連泊の時に先輩とか友達とかとツーマンで風呂入る度に気絶しそうだった。

社会人以前は、セクシャリティとか性自認とか性的指向なんて言葉は自分の辞書にも世の中にも無かったので、ともかく風呂が楽しめなかった。
全然自分から日常会話さえできずに、一緒に旅行に来ているのに風呂では逃げ気味だった。

前々職で現場仕事をすると全身粉塵まみれになるから日帰り温泉に入るという習慣があった。
その時も中々キツかったけど、この職場でも現場に出る女性は親ビンだけだったから、嫌がる訳にはいかないと頑張った。

実際、今から2〜3年前に入っていた社会人サークルでもそうだった。
ここの価値観?克服?は何も成長していない。
日帰りスキーでも、日帰り温泉に入るという"流れ"があったから、場を崩さないためにも私も温泉に入るんだが、今日仲良くなった人だったとしても、風呂では他人の顔をしてしゃぶしゃぶみたいにサッサッと出ていた。

確かに性的指向はパンセクシャルだし、性自認はXジェンダーとかノンバイナリーみたいなやつらしいし、黙ってれば純女、我慢して誰にも教えなければ純女。
でもやっぱり居心地が良くなかった。体を見せ合うとか体を見ながら?顔を見ながら?普通の会話するとかハードルが高過ぎる。

せっかくスキー楽しかったのに孤独の気持ちで帰ってきて結局病んでた。社会の人と関わった方が楽しい反面、マイノリティは普通に馴染めない現実を見た。

そういう時も、自分の事を呪っていた。
自分の体好きになりたいのに、付き合ってもないんだし、友達でもなく初めましての人、LINEグループ抜けたらただの他人なのに女湯は深く関わるになってしまうという基準があった。

そういうことを最近思い出していた。
まあ鬱転してたから当時困難で今なら大丈夫かもしれないけど。

誰でも好き、私は何者でもない、下ネタもOK!(前職キャバクラやオカマさんと仕事して毎日下ネタの嵐なので本当に何でもOKという確証がある)エロ絵も好き!ロリもBLもOK!だけど、セックスと女湯はやはり気持ちの折り合いが付かないと言うことが成人越えてから最近の研究より考察致す。


友達つっても、女友達はほぼいないし。
今の会社は会社行事ってほぼないし。
そんなこんなあったから海にも来れなかったのかなぁ。。

今日やっと、露出は高いけれど胸元は隠した、オフショルの水着を着た。
御一人様海遊び、かなり痛いかもしれないけど。海水浴とか日焼けしにきてるおじいちゃんとかいそうやん。なんならサーファーも一人様多いし良いっしょ。

すごい楽しかった。
わざわざでかい浮き輪を買いました。
ボディボード持ってるけど、流石に初見の海で深いところに行くのは怖すぎだから、浮き輪(成人27歳が浮き輪とか完全不審者かもしれんけど、最近コロナで水泳授業してない子の離岸流で死亡事故多いとか聞くやん?海経験も浅い人がノー装備で行ったら絶対にダメやんと思い)浅瀬でチャパチャパ(ピチピチ?)した。

気温35度位あったのかな?砂が熱すぎて足の裏死にそうだった、海って冷たくてこんなに気持ち良いのか〜プールと全然ちがうやん(波強過ぎ


楽しいってのが14年前とは違って、はしゃいでるワクワク感よりどちらかと言うとお水気持ちいいい!が勝ってた。
サウナハマらなかったから分からんけど、整ってる。精神的にめーちゃめちゃ良い、自然との触れ合い🐟️

本当にこの14 年間は一体なんだったんだと思う。


でも2019年位に「自分ってAセクシャルかも」って思って、今年の2024年前半くらいに「やっぱりAセクシャルだったわ」って戻って来るのかなり時間かかった。

色んな人と付き合ったけど、やっぱり程よい関係とか心理的距離とか、本音を言い合えたり、嫌われるのが怖くないくらい信頼しあえないと、とか。時間をゆっくり掛けたりする余裕が無いと、自分は何が許せるのかとか人間と何がしたいのか、そもそも人間と付き合いたいのか。
何も分かっていなかった。

上記が、この間の「最近人生を始めた気がする」のver.詳細に思える。
ハルシオン飲んだ後のベロベロになりながら書いたやつ、読み直しても超分かりづらいんじゃが。


たしかに昔から天海祐希様かっこいい、こんな人になりたい!と無性に思っていたし、誰にも依存しない人はかっこいいけど、一人で居るのには相当勇気があったんだろうな位に勝手に思っていた。

実際に自分がこうなると、これが自分の為に自分を大切にできるbestな在り方で、強がっているとかでは無く、楽。というスタイルなんだな。


もし地元に帰ったら、私はこうやって生きてますと今なら言える気がする。
でも実際に、地元は男尊女卑の価値観が強いから、やっぱり私の居場所はないのかもしれないけど。

なんか思春期前によく遊んでくれてた友達、小学校のの頃の友達の連絡先一つも持ってないし、今どんな生き方してるんだろうな。

やっぱり遊びの好き傾向上、男友達が多かったから、あの時スマブラ一緒にしてた〇〇君何してるんだろうな…とか、よく外で鬼ごっことか逃走中(当時はクロノスだったかも)ごっこしてくれてた〇〇君はもう結婚してたり、、いや、生きてるかな…なんて思ったりする。

友達んちは覚えいるから、住所に手紙でも送れば良いんだけど嫌がられるかもしれないし。なんせ成人式も行ってないから、地元の裏切り者感あるし。

近くて遠い大阪現象と私は呼んでいる。(大阪LOVERの歌詞)あれは地元の話ではないけれど。土地の物理距離と心理距離のバグみたいなのを勝手にそう呼んでいる。


皆は当たり前にSNSに自分の水着姿とか出してて凄いなと思う。
学生の卒業旅行で北海道のニセコにスキー行った時、ナイターで水着で滑る伝統芸が弊同好会にはあったからその時は1億勇気でやったけどねww
勿論女子は1人だわ。

若さのノリと勢いだったな…
リフトでケツ冷た痛かったし、吹雪いててやばいし、ホテルのビュッフェの部屋からナイターのコースが丸見えだったからめっちゃ見られたよね。

今だったら通報されちゃうかもわからないけど、オーバーツーリズムで無法地帯になってるのかな…


来シーズンはまたスキー行きたいな。
こんなに暑いと雪降る気がしないけど。


twitterでDMってほぼ使わないから、フォロワー以外からのメッセージですってなってて、どうせスパムか…と思ったて覗いたら元ピで怖かった〜

色んな連絡手段を駆使して何度も何度も嫌いになった理由を聞いてくるんだが、言ったら傷つけちゃうけどいいの?って、聞き入れる覚悟あるの?って思う。
正直にちゃんと伝えたけど、私の知らんアカウントでネトストしてるの怖い。

twitterも鍵外すようにして使い始めてまだ2年位じゃが、こういう輩が居るとまた鍵掛けたくなる。

でも、最近色んな人のインスタライブとかスペース聞くようになって、この人ツイートなんか怖いと思ってたけど喋ると普通の人なんだな。とか、コミュ障を克服できてきている感じがする。

でも、元ピが酒癖悪くて酔って色んな人のスペース入って自分の事長々とべらべら喋るから。自分も他人からみたらそんなんなってたらやだなとか思って(本当に子供みたいな感想)、相当な用はリプで、発言者には上がらない。。


自分の1人の時間が大切でーって言うんだけども、寂しい寂しい!ってだけの気持ちの人にはアウトオブ眼中なんだねー
余計に関わりたくないな…ってなるけど。

でもさっき、統失と発達と諸々持ちの最近FFになったフォロワーが初めてスペースやりますって言うから、色んな人と絡んてくのを見てたんだけど。

どんな障害かによらず、やっぱり人それぞれだよなー
任意入院・保護入院でスマホ持って入れました?って聞いてみたり、A型作業所とB型作業所とデイケアの話とか、Amazonの欲しいものリストの作り方とか(やったこと無いからはぇ〜ってなった)、PayPay乞食やロマンス詐欺にあったとか、へぇ〜!話してると全然みんな会話してて、手帳なり生保なりバツイチとかコドオジとか色んな事あるのにな…


twitterって便利だな〜って思った
発言者の方の中で「スペースはいたずらとか荒らしが必ずしも居るから気をつけたほうがいいべ」って言ってた。
ほぇ〜!おるもんなんやな、そもそもスペース聴き始めるようになったのも、やっとこさ去年末くらいからだったから。

勉強になった。
発言者になるのはまだまだやなと、自分で勝手に改めて思った。


あ、そういえば、地域の合唱団?入るの決まった
取りあえず来月から練習始まって、来年発表会というバッチバチにスケジュール組んでくれてあるやつなんだけれども。
市民音楽祭みたいなので発表だから、入団資格が市民であれば取り敢えずOKという。


来世で音楽やるわーまた会ったらバンド組もうな、わいはドラムを今世でやり損ねた(本業の部活と兼部が厳しくスピード脱退した)からさーってFFと喋ってた。
まさか生きてる内にステージで歌う機会が来るなんてね…

練習に通い続けられるように、メンタルと体調整え続ける努力…
正直不安すぎるじゃが、なんか1つでも叶えてみたいし、引っ越してきたのがコロナ禍だったから地域の人と絡み全く無かったから。

ここから始まる俺の人生感が増してきた。
本当に迷惑かけ無いようにしよ。


フォロワーがYouTube始めたり、ポエトリーリーディング始めたりしてて、うぇ〜かっこよ!って思ってたし。
フォロワーの声が音源になるって凄いよな。今まですっと文面だったのに。


なんか、探してみると本当に面白いことって意外とあるもんだね。
きっと面白いものは滅茶苦茶傍にあるんだけど、鬱がひどいと全然見えない眼鏡みたいな。 

ずっと行きたかったラーメン屋にやっと行けたよ。
車で10分くらいの距離なのに。
本当になんだったのって感じ。でも滅茶苦茶出かけたいよくが爆発してソワソワしてるとかではないから、土曜日出掛けて日曜日は一日引きこもって自炊してケロロ見てわるさん撫でて掃除して…

そういえば、ずっと気が回らなかったんだけど初めて洗濯機の洗濯槽掃除した。
意外とワカメみたいのはでてこなくて、殆ど白い石鹸のカスみたいなやつだったけど…
私はこの6年半何をしていたんだ。


追記:

考えたら、5年後も6年半後も14年後も…って節々に思った今
生き延びたな〜偉いなぁ自分!
人生してるな。

生誕1万日記念日は盛大に祝おうな。

夏にしたいことかなり消化しちゃったけど、来週は何しようかな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?