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野良猫です(自己紹介)

野良猫といいます。IT企業の法務部に勤めています。
野良猫という名前は元々ペンネームだったものを、そのままハンドルにしたものです。
一本目に書いた記事が重すぎるので普通の自己紹介を書いておくことにしました(はじめからそうすればよかったのにね)。

サバ缶にありつくまで

私は法学部を卒業後、大学院に進学し、知的財産法を専攻しました。
特に著作権法が専門ですが、著作権法は知財の中でも日陰者で、特許などに比べてビジネスバリューが大きくありません。まさに「オタクの学問」です(もちろん、コンテンツ産業にとって著作権は重要なIPです)。

文系で大学院まで出た上に、自分の専門を直接仕事に活かそうとすると、企業の法務部や知財部に入るか、ライツを扱う仕事に就くくらいしか選択肢がありません。
私は大学院に入る時点で法務の仕事に就きたいと思っていましたが、新卒で法務職はゼロではないものの、狭き門で、紆余曲折がありアニメの宣伝などを経験したあとに、現在の仕事に就いています。

どのようにサバ缶を得ているか

仕事を聞かれて「法務です」というと「法務って何?」って聞かれたりするのですが、簡潔に説明するのが難しくて「契約書を書く仕事です」って答えちゃう。間違いではないのですが、実に安直な答えでよくないことです。

法務の仕事については、私よりもはるかにキャリアのある先達が色々論じておられ、このテーマだけで記事が一本かけるのですが、端的に言えば、「自社が行う取引や活動に際して主に法的な観点からリスクマネジメントを行うこと」が主な仕事です。
具体的なな仕事の内容は、取引に際して契約書を書いたり、事業部にアドバイスすることですが、行政に対する届出、登記、社内規程の整備、取締役会の運営など周辺業務を含め多岐にわたります(会社によって仕事の範囲は変わります)。仕事にからむ話はそのうち書くでしょう。たぶん。

サバ缶だけが猫生ではない

趣味は?と聞かれると読書(ミステリが好き)とか、映画鑑賞(くだらないB級映画が好き)とか、上坂すみれ女史のファン(新しいファンクラブの会員番号3桁だった(マウント))とか答えるのですが…。

上記のほかに、学生時代から同人誌を刊行しています。ジャンルは評論・情報。内容は法律同人誌。前回はメイド喫茶と風営適正化法について書きました。

国会図書館に納本する都合上、年1回は刊行する必要があるのですが、昨年はコミケの中止と延期に伴い、未刊行の状態です。今年は頒布したいと思っています。
仕事と趣味が近すぎるともいわれますが、仕事で扱わない話を書くのでよいのです。

あとはコンカフェ。元々は、地元にあるメイド喫茶(とその系列)に通っていましたが、最近はもっぱら橙幻郷とQです。

手短に書こうとしたのに内容が薄いわりに長くなってしまった。
にゃーん。