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【生成AI技術動向】著者が語る、書籍「AIナビゲーター 2024年版」の見どころ

NRI・NRIデジタル執筆の書籍「AIナビゲーター 2024年版」(東洋経済新報社)が、このほど発行されました。本書は、NRIグループの研究員、コンサルタント、データサイエンティストが共同で執筆。生成AIの歴史、主要技術、発展を支える技術的基盤、規制とリスク、各業界での活用状況、そして未来展望を解説し、この分野における深い理解と潜在力の活用に向けた洞察を提供しています。

NRIデジタルからは、データサイエンティストの2人が「生成AIを進化させる技術動向」についての章を担当しました。執筆者からのコメントを紹介します!

左から、書籍「AIナビゲーター 2024年版」の執筆に携わった阿部 将大と松崎 陽子

生成AI、特に大規模言語モデルを業務適用する際に必要となる知識拡張技術について解説しました。そのような技術には大きく分けてRAGとファインチューニングが知られていますが、それぞれの違いに関して伝わりやすいように執筆しました。
苦労した点は、本書の内容に組み込むトピックの選定です。生成AIの急速な発展の中で、執筆期間中においても次々と新しい技術、サービスが展開される状況だったためです。細かな技術動向にとらわれず、本質的に重要な考え方に焦点を当てることを軸としました。(阿部 将大)

生成AIを進化させる技術動向として、計算資源、分散学習手法、生成AIのプラットフォームについて解説しました。執筆にあたっては、技術者以外の方が読まれても、どのような技術が、なぜ重要なのか、どんな点で困難なのか、が伝わるようにと配慮しました。これからますます発展が見込まれる生成AIの技術動向に興味を持っていただくきっかけになれば幸いに思います。(松崎 陽子)

発売に先立ち、メディア関係者向けに書籍のエッセンスを発表しました。40名超が参加し、AIに対する注目度の高さが伺えました。

メディア関係者を前に「生成AIの可能性を広げる技術」について発表する松崎の様子

NRIデジタルでは、海外も含めAI技術動向・ビジネス適用に関する調査・研究を日々行っています。その成果は、本noteでも発信していきます!


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