デキる人は数字で伝える
どーもぼくおおくぼです。試験が近づいて来たのでしばらくnoteをお休みしようかと思っていますが迷っています(笑)
今日は、皆さん聞いたことあると思います。フェミニ推定の話をします。ビジネスに活かせる推論や確率の話しです。
まず問題です。
愛媛県に美容室は何件あるか??
まず正解から約3500件らしいです。
では、ぼくおおくぼどの様にフェミニ推定をしたのか…
①日本人の人口1.25億人
②約7割の人が美容室に年間8回行く
(3割の人子供だったり自分でカットしたりと仮説して省く)8750万人×8回
③年間7億回→1店舗あたりのキャパ1日平均10人(20日稼働)年間2400
※定休日や閑散日を適当に入れる
④7億回➗2400=29.2万店舗
(全国の店舗数)
⑤愛媛県人口は日本の人口の1%→2920店舗
美容室の数
https://www.hpbiz.biz/hair-salon/blog/beauty-salons-quantity/
という様に、仮説であったりとりあえずの数字を置いていき論理的に組み立て行く事でおおよその数字を出すことです。
実際愛媛県の美容室の数は3500件とのことでしたので割と近い線に行ってたと思います。
大切なのは、正解を出すことではなくて過程で出てきた確率や情報のすり合わせの精度です。このフェミニ推定を使って出した数字の精度が高いとビジネスで信頼されます。
実はぼくは割と自信があります(笑)
日頃から日経新聞を読んで毎日解説するくらい数字と確率が好きだからです。
ビジネスの話をします。
クライアントから
ビジネスホテルを建てたいんだが、100室のホテルだと建設費いくらになるかな??
とクライアントに急に聞かれたとします。あなたは何と答えますか??
100億円かな??
10億円かな??
1億円かな??
ここで予算の桁を1個間違ってしまう様な人には仕事は来ません。でもちょっと社に戻り折り返しますね。と言える空気でもない…
外れても良いのでフェミニ推定を使って近い数字を出します。
ケース①〜部屋数から推論〜
分譲マンションの金額を仮説に使う。
松山だと平均3000万円とします。しかし、そんなに広くないしグレードもマンションほど良くないですよね。土地代がざっくり1000万円としたら2000万円くらいになりますね。
広さが約半分なら思い切って2000万円÷2にしちゃいます。1000万円→分譲マンションは一般の人が買うので業者価格でまとめ買いなのでここから2割くらい安いのではないか??→800万円 (一部屋)
ここに食堂やエントランス、温泉などもついてきます。
800万円×100個=8億円+エントランス、食堂、温泉などで1億円 駐車場とエントランスで1億円 その他設備工事2億円くらい?で12億円になりました。
ケース②〜利回りから推論〜
当然利益を得るために建設します。20年(土地と建物)で元を取る計算で推論してみます。まず100室のビジネスホテルの売り上げと利益を推論します。一部屋7000円×60室(稼働60%)42万円/日 ざっくり1.5億円(年間)くらいの売り上げ。50%が利益とします(すみませんざっくりすぎw)
7500万円が年間の利益×20年 15億円
当然土地代や利益もありますので 10億円くらいの予算かなー??
と、フェミニ推定を使うと大体の予測を立てた数字を出すことが出来ます。当然経験があってこその推論にはなりますが、このトレーニングを日々する事で頭が賢くなり信頼される様になってくると思います。
数字を使って
「思い切って◯◯とする」と仮定できないと、いつまでも前提の数字にとらわれて制限時間内に答えを導くことはできません。
インターネットも使えない状況で正しい答えへ近づくのは至難の業であり、そもそも正しい答えを出すことが目的ではないので、脳トレと思ってチャレンジしてみましょう!
おそらく自分の得意な仕事の周辺の事はサクサクフェミニ推定が出来るはずです。つまり周辺のビジネスの方が提案力がありチャレンジしてもブレが少ないので成功しやすいということです。
社内や新入社員の教育でグループミーティングでやってみても良いかもしれませんね。
本日も最後まで読んで頂きありがとうございました。宅建の試験勉強があるのでお題が降りてこない場合はしばらくお休みするかもしれませんが、なるべく週に1回くらいの頻度で更新していきます。
そして、クラウドファンディングもよろしくお願い致します。なんと現在約208万円も支援が集まりました!!
本当にありがとうございます。(まだポチってない人は寄付と思って是非w)
アップサイクル愛媛クラウドファンディング
https://camp-fire.jp/projects/view/308027
それでは、また来週??お会いしましょう。
See you next bokuookubo