蟹飯を食べた日

恐らく非恋愛体質なわたしの 人生ゲームのコマは重い。
コマが重いのかマスの壁が高いのかはたまた厚いのか分からないが、取り敢えず進みが遅い。
読み進めてくれる方がいるなら、何もしっとりした内容じゃなくてただそれだけの話ってことを踏まえて読んでほしいのだけど、
今日わたしは蟹飯を食べました。

去年の4月に推し事の遠征先で買った、ちょっといい炊き込みご飯の素。
炊くなら彼が来たときだろうな〜と想定しながら買った。
程なくしてお別れすることになり、
なんとなくずっと勿体なくて食べられなかった。やっぱり1人で炊くにはちょっと高かったし。
次の彼氏と食べよ♡(アンタすぐできねえだろ)とか思っていたら案の定賞味期限は切れた。
賞味期限が切れてるのもとっくに分かってた。
でも未練はもっと前に切れてた。
なのになんとなく食べたいと思えなくて今日になった。

そうだ、蟹飯炊こう!

何の日でもないし、1日中家から出ず衣替えしながら溜まったドラマを消費してた。
何なんでしょうね。
おとといの夜、今いるマスから引っ張り上げてくれそうな人に出会ってちょっと殻を破ったから?
……前進なのか後退なのかはさておき。
まあ褒められたものではないけど、別に誰彼構わずなわけではないし、27にもなって真面目一本でもつまんないし。まだ全然セーフよね。深みや色気も出るってもんよね。
なんて言い聞かせながら蟹飯とかきたまスープを食べる、27歳の5月19日でした。蟹飯んまい。うそ、やっぱちょっと味気なくはあるな。

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