せいかつ

日差しが眩しい。それでも、前ほど疎ましくない気がする。


転職して、体を壊してから、自信もぽっきり折れた。自己管理が出来ない、自己理解が足りない。出来ると思っていた事が出来なくて恥ずかしかった。そんな事は珍しい事ではなく誰にでも当たり前に起こるような事ではあるけれど、私にとっては大きな出来事だった。多分経験が少ないから。


社会が怖いのも、他人が怖いのも、ずっと引きこもっていたからだ。恐らくある程度は慣れで、家の外でも生きられるという感覚が身についていないからなのかなと、気付いた。


仕事は今の職場は適性があるので程々に出来ているし、よくしてくれる人たちもいて、上出来だと思うのにずっと焦って落ち着かないのは、外の世界は危険な場所だと頭が覚えてしまったからだ。答え合わせをするように傷つくような事があったからだ。でもその中で、辻褄を合わせるように裏切った事も、傷つけて試すような事もした事も分かっている。そんなのがもう自分も相手も信じられないのもしんどくて、誰とも会いたく無くなってしまう。けれどそんなのは極論で、そんな不安定なものだけが他人との繋がり方では無いことも分かってきている。愛したり愛されたり、していた事もあった事。それはまた出来ること。温もりや安心の中で生きる事。それが全てでも無いけれど、全て諦めなくてもよい事。


この病気ともう一生上手く付き合っていくしかないと思っていた。けれどそう決意してからどんどん体調が悪い方に傾いていったから、気休めでも私は治すという方向を目指す方が向いているんだろうなと思った。


きちんと向き合う。生活にも自分にも。幸せにしてあげたい。いまはそう思える。


 職場の人たちはいい人だけれど、自分の為にもっといい職場がないか探してみる。ご飯はちゃんと食べる。夜も、眠れるといいな。
取り敢えず生きる。仕事行きます。



また書きます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?