日記 #92 2021.03.02 「まっすぐ走るだけの文章」

最近なんだかまともな「文章」を書いていないような気がする。いやそもそも「まともな文章」を書いたことがあるのかという話であるが、昨今ちょくちょく書いている「対話」というのは自分同士の会話をそのままテキストに起こしてみたらどうなるんじゃろかという個人的な実験みたいなものなんだけど、少なくともあれば「文章」ではないので、となるとここで言っている「まともな文章」とは、こうして文章の体裁になっていればいいのでは、ということでこれがまともな文章です。まっとも〜。句読点もあるよ! 段落はつけてない。

君はまともですか。まともってなんじゃろね。少なくともわたくしはまともではありませんが。いや厨二とかでも謙遜とかでもなく。まともではねぇだろ流石に。「自分はまともです!」と大声で言える人こそ実はヤバい、みたいな話もよく聞くけれども、まぁ自分を「まとも」と思えるのは実際どうかは置いといて非常に健やかな精神を持っているような気がしないでもない。個人的にはあんまりお近づきにはなりたくないタイプの人ではあるが。

文章なー。文章ー。特に書くことを決めないままに走り始めると、なにしろ目的地を定めていないので突然めちゃくちゃな角度で曲がったりしますね。むしろそれを望んでいるフシもあるが、なぜなら曲がったからには何かを見つけて方向転換したわけなんで、つまり「あっ、あれ書こ」てなると曲がります。今ですか? とりあえずまっすぐ走ってる状態。

たまにあのー、すごいこう、noteとかでもそうですけど、しっかり筋の通った記事を書かれているじゃないですか。まぁ本当に「記事」ですわ。記事それは「文章」みたいな曖昧ぼんやりしたものと比べると非常に明確な目的を持って書かれている文章の体裁。あれを伝えるぞ! という気概を感じる。このわたくしの文章にあなたは何を感じますか? 退屈? 凡庸? 低俗? なんでもいいが、特に何も込めていないけどこうして文章をひたすら出力していくだけでも何かしら滲むものはあるのだろうか、という果敢ない期待に賭けています。嘘です。賭けてはいない。ただ書いている。

さて、終わるか。特に何も見つけられないまま。最近あったこととか思ったこととか書いてもいいんだけど、別に書いてもよいのだけれど。まぁ、そうな。そのうち。

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