日記 #86 2020.08.26 「好きなYouTuber」


はい! 今日はねぇ! わたくしの好きなYouTuberを紹介しますね。

といってもねぇ! 書き出してみたらば別に知る人ぞ知るという感じではなかった。むしろ超メジャーな人だけですね。とはいえ知らんという人もいると思うので、興味があったら見たらいいんじゃないですかね。

はい、ということで最初のYouTuber(チャンネル)はこちらです。


結月ゆかりのお腹が空いたので!

この「結月ゆかり」という人についてわたくし全然知らなくて、あまりに知らないので前に一度調べたはずなんだけどまったく覚えていない。ボイスロイド(ボカロのおしゃべり版みたいなやつ)のオリジナルキャラクターか、東方のキャラクターかどっちかだったと思うんだけど。とにかくそういうキャラクターがいて、その人がやっているという体(てい)でやられている料理系のチャンネルですね。

なんかねぇ、中の人(恐らくはというかまず確実にお兄さん)は多分だけど日本の北の方に住んでて、料理も別に派手とかじゃなくてどっちかというと地味というか、オーセンティックというか、きれいめな和食って感じなんだけど地の利を活かした食材をふんだんに使っていて、とはいえめちゃくちゃに意識が高いとかではなく、非常に地に足のついた感じがあってよい。料亭というか地場の食堂の料理って感じ。あと包丁が太い。あとナレーションは件のボイスロイド(?)なんだけど、その語り口調や内容もやたらにテンション高いとかではない木訥とした印象で好ましい。端々に挟み込んでくるオタクが薫る言い回しもアクセントになってて嫌いじゃない。

更新頻度は決して高くはないんだけど、この人の動画を見ていて心が乱されるということは一切ないので安心して見ています。ただ料理の真似はできません。使ってる食材のレア度が高い。「ごっこ(魚)」てなんだよ。

あと中の人が「なめろう」大好きらしいという点も非常に好感度が高いですね。メイン食材が魚であればもちろんのこと、野菜であっても「なめろう」と称する一品作るので。「なめろう」とは。


はい、では次。


おめがシスターズ

こちらの方々を知ったの割と最近で、ここ2ヶ月くらいだと思うんですけど(おすすめに出てきたので見た)多分Vtuber界隈では相当に有名ですよね。界隈全体を俯瞰してないのであまりわからないんですけど、方々で露出をされているので多分有名なのだろう…。

で、おめがシスターズ通称「おめシス」は所謂Vtuberなんですが、何がわたくしの琴線にふれたのかというと、おめがレイ(立ち位置は左・青髪・ピンク服)が本当にオタク(ナードというよりギーク寄り)なところです。この人はガチなんじゃろな…て感じがある。とにかく技術に対して手抜きがないというか、動画にちょくちょく使ってるオリジナルのゲームとか自分で作ってんだろか。たまに出てくる用語もマジでわからんみたいなことがあって後で調べて「なるほど、わからん」てなる(GitHubとかリポジトリとか普通に言う。説明はない。どういう視聴者層を意識してるんだ。あとVRでの「プレゼンスが剥がれる」ていう言い回しもこの人らの動画で知った。おめがレイはとにかくVR好きらしく、というかそれ関連の仕事してるかしてたかなんじゃなかろうか。VR関連の動画が非常に多い)。これが全部、バックにいる企業(おめシスはupd8ていう、かつてはキズナアイがいた事務所に所属している)による演出だったとしても構わん。学びがある。ちなみにおめがレイはガンダムも好きで遊戯王も好きらしい。本当に本当だな(はっきりとは言わない。

あと、おめがリオ(立ち位置は右・ピンク髪・青服)について言うと、まずめちゃくちゃに声が汚い。自分は視聴をしはじめた当時「それでいいのか(疑問)いいのかそれで(納得)」みたいな感じを経て今に至る。だって本当に「げはははは! ドゥフフフ! お″ぉ″ん″ンふふふ!」みたいな笑い方するんだもの。焼肉食ってんのか(実際、食ってる動画はある。Vtuberが…? 焼肉を…?)。そのくせたまに2人で唄ったりする(ハモリが得意らしい)。悪くいえばなんかもうキャラクターがとっちらかってる、よくいえばVtuberというコンテンツの器の広さに可能性を感じることができる方々です。末長く続けていただきたいものですね。


はい、じゃあ次。


今酒ハクノ

自称・酒クズ系Vtuber。人生の低迷期においてストゼロを愛飲していたことで知られる。思い立って2日後(だったかな)にはお手製(?)のイラストで受肉しYouTubeに降臨。初期においてはストゼロの料理素材としての可能性を模索する動画が多く見られた。元劇団員、元雀荘店員、元食品(?)工場勤務、現ラッパー。何よりこの人、強めのローラン(サンホラのファンの通称)なんですよね。属性が多い。あと動画中での発言にサブカルチャーからの引用がやたら多いのも特徴。動画をひとつピックアップして全出典を調べる遊びをいつかやりたい。

YouTuberにも企業勢と個人勢というのがあるらしいんですよ。企業に属して企画立案や撮影、ディレクション、設備的なサポートなどなど支援を受けてやってる(なのでおめシスはちょっと企業勢)か、あるいは個人でもって全部自分でやってるかという違いらしいんですが、こちらの人は恐らくというか確実に個人ですね。確定申告とかしてるし(それもネタにしている。

なんかねぇ、ローランてとこもそうなんだけど動画見てると非常にわたくしと趣味が近しいところがあって親近感を持ってしまうんだよね。そいやちょっと前にVtuberについてリアリティショーだっていう指摘をしたブログがバズっていて、さっきのおめシスとかも中で名前が上がっていたけれども、そのエントリを読んだ時に自分としてはあんまり共感できなくて、スパチャ(YouTuberのライブ放送中に視聴者が放送者に対してお金を送る、いわゆる投げ銭システム)することもないしと思ってたんだけど、思えばこの人に対してはリアリティーショーに近しい感じで見ているかもしれないな、とふと思ったわ今。

特に個人勢のYouTuberは、その中の人の考え方の変化や設備投資、ざっくりいうと日々の暮らしぶり、さらにあけすけにいうと収益力みたいなところがつぶさに見られるのもきっとショーとしての魅力には違いないのだろうな。そういう意味ではねぇ、この人も相当に見た目からして変わってんのよね。まず初期はなんかもう言葉を選ばないで言うなれば本当に落書きみたいな絵だったのよ。マウスで描いたのかなみたいな。それがしばらくして「整形」と銘打ってどこぞの絵師に仕上げてもらった綺麗なビジュアルになり、最近は3Dになっていました。あとはまぁYouTubeの収益化に成功して会社やめましたーとかもそうだけど。あとこの人に限って言えば、特に本人のキャラクターが破滅的な、酒に絡めていうなれば「無頼」な感じもしなくはないので、余計にそう感じさせるのかもしれんね。Vtuberという形をとった私小説みたいな。YouTuber版の西村賢太的な。流石にあれほどではないが。

あと「ワンダと巨像」の実況なんかもしててちょうど自分自身がやってたのもあって見たんだけど巨像の挙動にめちゃくちゃキレてたのはウケた。普通にゲームのことも悪く言っているので巨像ファンの方にはその動画だけはおすすめしません。


次。


木下ゆうか

ここに来て! 大食いYouTuber!

なんかねぇ、見ちゃうのよね。特に夕飯食べながらボーッと見てしまう。ほぼほぼ毎日更新だし。あと食ってるもののステージが低い。だいたいそこらへんのコンビニで買ってきたものとかファーストフードとかなんで。そうでないのももちろんあるけど。それでマックドナルドの新商品を20個とか食ってんのを「へー、そんなの出たんだ」とか思いながら見ている。

なんだけど、前に何かのインターネットで読んだ記事で、ご飯食べる時に自分の前に鏡置いて食べると脳が落ち着くみたいなのを見たことがあるのよ。えっ、それってつまりこれなんじゃないのって。自分が夕食をとる時になんとなく見がちっていうの、模擬的に誰かと一緒にごはんを食べている状況を作り出してるってことなんじゃないのこれってなって、自分と向き合う一つのきっかけになりました。ありがとうございます。

なお、わたくしが日記とかでよく書く「今日はねぇ!」はこの人の影響です。


最後。


2BRO(兄者弟者)

ふ、普通〜。YouTuberだとツーブロがおすすめって今さら言えるの逆にすごいと思いませんか? 思いませんか。そうですか。

ゲーム実況界隈の中では日本最強ではないか2BRO。知らんけど。実の兄弟っぽい弟者(おとじゃ)と兄者(あにじゃ)、その友人? のおついち(デザインなどもやってるらしい)の3人でやっている。もともとは弟者が一人で恐らくニコ動だと思うんだけどゲーム実況やってて、それに兄とおついちが参加したんじゃなかろうか。とにかくこの人らの動画、めっちゃくちゃ昔から見ている気がする。少なくとも10年は経ってるはず。ニコ動で地球防衛軍の動画見てたもの。捏造された記憶かも知らんけど。

一時期、見てない時期もあったんだけど色々あってテレビでYouTube見られるようになってからこの人らの動画を見ていた合計時間恐らくどエラいことになってる。「PUBG」(バトロワ系TPS)の実況動画、シリーズで100本アップされてんだけど全部見たので。1本30分だとしても50時間? でも1本1時間とかの回もあったのでそんなもんじゃないんだよな。それで一回「もう見るのやめよう」と思ったんだけど結局見ている。なんかボーッと見るのにちょうどいいというか、とにかくストレスフリーなので…。

「ストレスフリー」の一環を担っているのがとにかくネガな感情の発露が少ないのよ、この人ら。特に弟者なんだけど。実況中にキレないとかはまぁ普通としても暴力的な発言、対戦相手を罵倒するような発言まったくしないし(むしろ褒めたり感謝したりと言ったことの方が多い)、その他どこを切り取ってもまったく嫌な感じにならない、見てる人がどう思うかをめちゃくちゃに意識しているのだと思う。一方で兄者やおついちにはキャッキャとちょっかい出してるのを見ていると、なんかもう本当に男子高校生が家でゲームをのんびり遊んでるのを横で聞いているような感じがある。

何かのゲームで兄者とおついちが一瞬険悪になったことがあったんだけど、その時も弟者は間を取り持つような役回りをしたんだよね。ハー、やっぱそういう立ち位置なんだなーと思ったし、本当に「おや…」と思ったのそれ一回きりなんで、まぁなんかすげーなと思っていつも見ている。apex legendsとか楽しそうだなと思って結局ps4買ってしまったしな。だからというわけではないけど影響力も相当らしくて、ゲームのcmに出たり小島監督と対談したりしてますね。ちなみにゲームも普通にというかかなりうまいのだと思う。よく知らないが。


はい、終わりです。なんかねぇ、このエントリ書きはじめてから2ヶ月くらい経ってやっと書き終えたんだよね。なので書きはじめと今でちょっと変わってるところもあるかもしんないけど、そんなにはないと思います。おめシスを見るようになって2ヶ月じゃなく4〜5ヶ月経ったくらいですね。興味があったらぜひ見てください。YouTubeと酒で時間がじゃんじゃん溶けるぞ。こんなことをやってる場合じゃないのはわかっているんだ。

はい、それではチャンネル登録と高評価、よろしくお願いします! また、次の日記でお会いしましょう〜。

(ファンの手によるエンドカードとフリーのBGM)

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